「ショップカードって自分で作れるの?」「何を書けばいいかわからない」そんな悩みを抱えているハンドメイド作家さんは多いのではないでしょうか。
ショップカードは、イベントの出展やminne・Creemaなどのネット販売でお客様に名前を覚えてもらうための大切なツールです。
この記事では、ハンドメイド作家さんがショップカードを自作するための5つのステップを、ツールの使い方から印刷方法まで丁寧に解説します。

1. ショップカードに載せる内容を整理する

ショップカードを作る前に、まず「何を載せるか」を整理しましょう。情報を詰め込みすぎると読みにくくなるため、おもて面とうら面で役割を分けるのがコツです。
おもて面は、一目でブランドの世界観が伝わるように作ります。作品の写真やロゴ、ショップ名を大きく配置し、お客様の目を引くデザインにしましょう。うら面には、連絡先やSNSアカウント、QRコードなどの詳細情報を載せます。
ショップカードに載せたい情報は、以下の8項目です。
- ショップ名・屋号
- 作家名
- 作品の写真
- 作品のコンセプトやこだわり(一言メッセージ)
- ネットショップ・ホームページのURL(QRコード推奨)
- SNSアカウント(Instagram・X など)
- 問い合わせ先(メールアドレスでOK)
- クーポンコード(ある場合のみ)
また、ロゴマークやシンボルカラーを統一しておくと、ショップの世界観をより強く伝えられます。まだロゴがない場合は、この機会に考えてみましょう。
2. ショップカードのサイズを決める
ショップカードのサイズは、名刺と同じ91mm×55mmが一般的です。このサイズは財布や名刺入れに収まりやすく、お客様が持ち帰りやすいというメリットがあります。
Canvaやラクスルなどの無料ツールでは「名刺」サイズのテンプレートを選ぶとちょうど良いサイズになります。なお、ラクスルなどの印刷通販会社もこのサイズに対応しているため、デザインが完成したらそのまま入稿できます。
| サイズ | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| 91×55mm(名刺サイズ) | 財布に入る・持ち帰りやすい | イベント・ネット販売どちらにも◎ |
| 100×148mm(ポストカードサイズ) | 情報をたくさん載せられる | 作品の世界観を伝えたいとき |
3. 無料ツールでデザインを自作する

デザインの知識がなくても、無料ツールのテンプレートを使えばおしゃれなショップカードを自作できます。特に人気が高いのはCanvaで、スマホ・PCどちらからでも使えます。
3.1 Canva(スマホ・PC両対応・無料)

Canvaは、無料で使えるデザインツールです。数千種類以上のテンプレートが用意されており、文字や写真を差し替えるだけでプロ並みのショップカードが作れます。スマホアプリからも操作できるため、スキマ時間に作業できるのも魅力です。
Canvaでショップカードを作る手順は、以下のとおりです。
- Canva公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成する
- 検索窓に「名刺」と入力して、テンプレートを検索する
- 好みのテンプレートを選び、文字・写真・カラーを自分のブランドに合わせて編集する
- 完成したら「ダウンロード」ボタンをクリックし、PDFまたはPNGで保存する
- 自宅で印刷するか、印刷通販サービスに入稿する
フォント選びは、ショップの雰囲気に合わせましょう。ナチュラル・やわらかい印象なら明朝体、シンプル・スタイリッシュにしたいならゴシック体がおすすめです。

3.2 ラクスル(テンプレート+そのまま印刷注文も可)

ラクスルはオンライン印刷サービスですが、無料テンプレートも提供しており、Web上でそのままデザインの編集と印刷注文ができます。Canvaで作ったデータを入稿することも可能です。
ラクスルのテンプレートは、シンプルなものからかわいいデザインまで80種類以上揃っています。デザインが完成したらそのまま印刷注文できるため、ツールを切り替える手間が省けます。

4. QRコードを作ってSNS・ネットショップへ誘導する

ショップカードにURLを文字で書いても、手入力してもらえる可能性は低いです。QRコードを載せることで、スマホで読み取るだけでネットショップやSNSへすぐに誘導できます。
QRコードは無料で作成できます。CMANなどのQRコード生成サービスにネットショップのURLを入力して「作成」ボタンを押すだけで完成です。生成した画像をCanvaやラクスルのデザイン画面に貼り付ければOKです。

なお、CanvaにはQRコード生成機能が内蔵されており、デザイン編集中にそのままQRコードを作成して貼り付けられます。ツールをまとめたい方はCanvaで完結させるのがおすすめです。
5. ショップカードを印刷する

デザインが完成したら、いよいよ印刷です。印刷方法は主に「自宅印刷」と「印刷通販」の2つがあります。
自宅印刷は、数枚〜10枚程度の少量印刷に向いています。コストは用紙代とインク代のみですが、厚みや紙質に限界があります。まず試しに作ってみたいときは自宅印刷から始めるのもよいでしょう。
印刷通販は、30〜50枚以上を作る場合にコスパが高くなります。プロ仕様の用紙と仕上がりで、ラクスルであれば名刺・ショップカード100枚から500円台〜注文できます。初めて作る方にも使いやすいサービスです。
| 印刷方法 | 向いている枚数 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 自宅印刷 | 〜20枚 | すぐ作れる・少量OK | インク代がかさむ・紙質に限界 |
| 印刷通販(ラクスル等) | 30枚〜 | 安い・仕上がりがきれい | 注文から数日かかる |
印刷通販のおすすめサービスは、ラクスルとBEST PRINTです。イベントの直前に慌てないよう、1〜2週間前には注文しておきましょう。
よくある質問
ハンドメイドのショップカード自作に関するよくある質問にお答えします。
名刺と同じ91mm×55mmが一般的でおすすめです。財布や名刺入れに入るサイズなので、お客様が持ち帰りやすく、Canvaやラクスルのテンプレートも名刺サイズを選ぶとそのまま使えます。
はい、できます。Canvaを使えば、テンプレートを選んで文字・写真を差し替えるだけでおしゃれなショップカードが作れます。スマホからでも操作できるため、デザイン初心者の方でも安心です。
印刷通販サービスを使えば、100枚で500円台〜(ラクスルの場合)と非常にリーズナブルです。自宅印刷はインク代がかかるため、30枚以上作る場合は印刷通販の方がコスパが良くなります。
名刺は個人の連絡先を伝えるものですが、ショップカードはブランドや作品の魅力を伝えることが主な目的です。作品の写真やコンセプトを載せて、お客様にショップのファンになってもらうためのツールとして使います。
まとめ
ハンドメイドのショップカードを自作する方法を、5つのステップでご紹介しました。
- ステップ1:載せる内容を整理する(ショップ名・写真・SNS・QRコードなど)
- ステップ2:サイズを決める(名刺サイズ 91×55mm が基本)
- ステップ3:Canvaなどの無料ツールでデザインを自作する
- ステップ4:QRコードを作ってSNS・ネットショップへ誘導する
- ステップ5:自宅または印刷通販サービスで印刷する
Canvaを使えばデザイン初心者でも短時間でショップカードを作れます。まずは1枚作ってみて、イベントやネット販売で活用してみてください。ブランドの世界観が伝わるカードは、リピーターづくりにも大きく役立ちます。
ハンドメイド作家向けに販売や開業に役立つ情報を下記記事にまとめています。あわせてご参照ください。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作品の販売方法!知らないと損をする5つの売り方
・ ハンドメイド作家の開業!後悔しないために必要な11の知識
・ 名刺のテンプレート5選!パワーポイントで簡単に作る方法!
・ ハンドメイド作家の帳簿の付け方!見本やテンプレート、無料アプリ
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