SelectTypeは、予約フォームを作れるシステムですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
無料で予約フォームを作れるだけでなく、イベントの告知ページやアンケートフォームを作れます。さらに、メルマガを発行したり、Web上での決済にも対応しています。
一方で、4.6%の決済手数料が発生する点と、電話によるサポートを受けられない点は注意が必要です。そこで、SelectTypeを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、SelectType(セレクトタイプ)の評判や口コミ、料金や使い方をご紹介します。
1. SelectTypeのメリット
SelectType(セレクトタイプ)の便利な点、メリットは、6つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 予約画面
SelectType(セレクトタイプ)は簡単に予約画面を作れます。具体的な手順を紹介します。
(手順1) SelectTypeの画面から、「無料で始める」(赤枠)を選びます。
(手順2) メールアドレスと設定するパスワードを登録します。
(手順3) 登録したメールアドレス宛てのURLをクリックすると、管理画面が表示されます。
(手順4) 左上の予約フォームから「新しく作成する」を選びます。
(手順5) 好みのテンプレートを選びます。
(手順6) テンプレートの内容を確認し、「このテンプレートで作成」を選びます。
(手順7) 作成された予約フォームの「設定」を選びます。
(手順8) 予約の受付タイプや繰り返しのルールを設定できます。
(手順9) 予約の申し込み可能件数や、予約フォームの表示を設定できます。
以上で、予約画面が作成できます。
なお、Twitterで口コミを確認してところ、実際に利用している方も、簡単に予約画面が作れるとのコメントをしている方がいました。
今日は簡単に予約システムやフォームが作れる #selecttype 。
予約システムに関して言えば、youcanbookmeと同じようなことができる感じだけど、日本語ということと業種ごとのたくさんのテンプレートもあり、サクッと試しに作ってみたいという方にはオススメ。16/100#ヒャクニチノーコード
— 久保裕一 / デジタルの教育と実践を提供 (@y_kubocchi) January 1, 2021
1.2 テンプレート
SelectTypeは、教室やイベント、サロンや病院などの予約フォームを簡単に作れるテンプレートがあります。4種類のテンプレートがあります。
◆ SelectTypeのテンプレート
- 教室・イベントタイプ: 時間割の様に、カレンダーで予約ができる
- 営業時間受付タイプ: 受付の開始、終了時刻を設定し、その範囲で予約できる
- 宿泊施設タイプ: 宿泊の予約ができる
- スタッフ指名タイプ: スタッフの指名ができる
例えば、教室・イベントタイプは、87種類のテンプレートがあります。教室・塾、セミナー、旅行、法律事務所の予約に使えます。
営業時間受付タイプは、美容院や病院、飲食店、貸会議室などで利用できます。
次に、宿泊施設タイプは、ビジネスホテルや民泊、民宿などに利用できます。
最後に、スタッフ指名タイプは、整体師やマッサージ、ネイルサロンなどに利用できます。
1.3 イベントの告知
SelectTypeは、予約だけでなく、ホームページも作れます。例えば、イベントの告知などにも使えます。
(手順1) SelectTypeの管理画面から、「イベントを作成」を選びます。
(手順2) 好みのテンプレートを選びます。
(手順3) 「このテンプレートで作成」を選びます。
(手順4) イベント内容、会場情報を入力します。
(手順5) スピーカー情報を入力します。
(手順6) タイムテーブルや持ち物情報を入力します。
(手順7) 質問の受付や、申し込みの締め切り日、定員などを入力します。
(手順8) 料金や決済情報を入力します。
以上で、イベントの告知ページが作れます。
1.4 アンケートフォーム
SelectTypeは、手軽にアンケートフォームを作れます。
(手順1) SelectTypeの管理画面から、「アンケートを作成」を選びます。
(手順2) 好みのテンプレートを選びます。
(手順3) 「このテンプレートで作成」を選びます。
(手順4) 開始のメッセージ、質問内容を更新します。
(手順5) 追加で質問を作りたいときは、テキスト、複数選択、画像選択などから選びます。
(手順6) 終了メッセージ、ボタンの要否、リンク先などを登録します。
以上で、アンケートフォームを作れます。
1.5 メルマガ
SelectTypeは、メルマガを配信できます。
(手順1) SelectTypeの管理画面から、「新しく配信予約をする」を選びます。
(手順2) 件名、本文、配信時間を設定します。
以上で、登録されている読者にメルマガを配信できます。
なお、メルマガの書き方については、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ メルマガを初心者が始める9つの手順!テーマ決め、送り方、読者の集め方
1.6 料金
SelectTypeの料金プランは4つあります。
プラン | フリー | ベーシック | プロフェッショナル | プレミアム |
月額費用(税込) | 無料 | 1,650円 | 3,300円 | 11,000円 |
予約フォーム | 10個 | 30個 | 50個 | 250個 |
予約受付期間 | 7日後 | 30日後 | 90日後 | 366日後 |
無料からお試しで使えるので、操作性などを確認してから、有料版を利用するか判断するのも一つです。
2. SelectTypeのデメリット
前章では、SelectTypeの評判の良い点をご紹介しました。次に、SelectTypeのデメリットをご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 決済手数料
SelectTypeは、予約時点で決済をするためには、Stripeを利用する必要があります。また、決済をするときには、手数料が発生します。
◆ 料金プランごとの決済手数料
プラン | フリー | ベーシック | プロフェッショナル | プレミアム |
月額費用 | 無料 | 1,500円 | 3,000円 | 10,000円 |
決済手数料 | 5.6% | 4.9% | 4.6% | 4.6% |
なお、利用できるクレジットカードは、VISA、MasterCard、AMEX、JCB、Diners、Discoverとなります。
2.2 電話
SelectTypeは、電話によるサポートは受け付けていません。そのため、操作の不明点や、予約ができないなどの問題が生じた場合には、問い合わせフォームを利用する必要があります。
そのため、電話によるサポートを受け付けたい場合には、他の予約システムを利用する必要があります。
【参考記事】 ・ RESERVA(レゼルバ)の口コミと評判!使い方や料金・登録方法
・ STORES予約(旧、クービック)の口コミと評判!使い方や料金
まとめ
本記事は、SelectTypeの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、SelectTypeのメリットは6点あります。
- 予約画面を簡単に作れる
- テンプレートが豊富にある
- イベントの告知ページを作れる
- アンケートフォームを作れる
- メルマガを配信できる
- 無料で始められる
一方、SelectTypeのデメリットは、2点あります。
- 決済手数料が4.6%~かかる
- 電話によるサポートを受けられない
そのため、次のような方には、SelectTypeはおすすめです。
- ネット予約の仕組みを低コストで導入したい
- 顧客にメルマガを送りたい
- アンケートフォームを作りたい
一方、次のような方には、SelectTypeはおすすめできません。
- 電話によるサポートを受けたい
なお、他の予約システムについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 無料の施設予約システムおすすめ7選を比較(クラウド、オープンソース)
・ LINEを使った予約システムおすすめ7選を比較(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康