Shutterstockは人気のストックフォトサービスですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
7億5,000万点の画像や動画が使えます。短期間に大量の画像を購入する場合、料金がお得で、1点33円から買えます。さらに、エディター機能が便利で、無料で画像を編集できます。
一方で、日本人向けの写真は少ない点と、エディター機能では日本語フォントが不足している点は注意が必要です。そこで、Shutterstockを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Shutterstock(シャッターストック)の特徴と評判、料金をご紹介します。
1. Shutterstockの便利な点
Shutterstock(シャッターストック)の便利な点は、6つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 7億5000万点の画像
Shutterstockは、海外では有名なストックフォトサービスで、7億5000万点のロイヤリティフリーの画像からお好きな写真をダウンロードできます。(2023年12月6日時点)
たとえば、Shutterstockで「パソコン」と検索をしたところ、検索結果の数値が1,280,227枚の画像が登録されています。
これだけ大量の写真が掲載されているので、好みの写真を見つけられます。
1.2 画像検索
Shutterstockは、画像をもとに写真検索をする機能があります。通常は、文字で画像を検索しますが、自分が探したい画像をもとに検索できるのです。
具体的な操作方法としては、TOPページで、下の赤枠のカメラマークをクリックします。
自分が探したい写真に近い画像を、ドラッグ&ドロップで登録します。
すると、登録した画像イメージに似た画像が表示されます。
1.3 料金
Shutterstockは、他のフォトストックサービスと比べて、月額料金は安くはありません。値段がリーズナブルになりました。(2019年2月6日に加筆)
たとえば、Fotoliaは、3,000円(月額)で、画像を5点ダウンロードできます。
また、Adobe Stockは、3,480円(月額)ですが、画像を10点ダウンロードできます。
一方、Shutterstockは、6,000円(月額)、3,500円(月額)です。(2019年2月6日に加筆)
そして、画像を10点ダウンロードできます。1点当たりの画像の料金は、Fotoliaと比べると変わらないため、1か月に10点もダウンロードしない方にはShutterstockは割高です。比べて半額近くなり、割安になっています。(2019年2月6日に加筆)
さらに、1か月で750点をダウンロードする場合には、1点33円で利用できます。
(25,000円 ÷ 750点 = 33円となります)
1.4 エディター機能
Shutterstockは、画像を編集するエディター機能が便利です。
画像のサイズを変更したり、配置(右揃え、左揃え、上揃え、下揃え、上下整列、左右整列)、反転、レイヤーの変更、透明度の変更ができます。
さらに、テキストの追加や図形、アイコンの追加なども可能です。テキストの追加では、フォントの変更、文字間隔の設定や、色の変更などができます。
1.5 絞り込み検索
Shutterstockは、他にも自分の好みの画像を見つけるための工夫がされています。
たとえば、写真やベクター画像、イラストなどの画像のタイプで絞り込みができます。
さらに、「縦長・横長」といった絞り込みもできます。
次に、色味で画像を絞り込むこともできます。
また、「人種・民族」「年齢」「性別」「人数」など人物を含む画像を絞り込めます。
ほかにも、カテゴリーやピクセル数などをもとに、絞り込めます。
1.6 無料の写真
Shutterstockは、会員登録をすることで、毎週、ベクター素材とイラスト素材を1枚ずつ無料でダウンロードできます。
2. Shutterstockの不便な点
前章では、Shutterstock(シャッターストック)の便利な点をご紹介しました。次に、評判と異なり不便な点をご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 日本人向けの写真
Shutterstockは、アメリカのサービスですので、日本人向けの写真は少ないです。そのため、人物写真などでは、使いにくい場合もあります。
なお、検索するキーワードは日本語でも、問題なく画像を表示してくれます。
2.2 日本語フォント
Shutterstockのエディター機能は便利ですが、日本語フォントは不足しています。
海外向けのフォントは多数用意されていますが、日本語フォントは見当たりませんでした。そのため、お洒落な日本語フォントを使いたい場合には、他の画像編集ソフトを利用したいところです。
クリエイターの登録方法
Shutterstockで写真を売りたい場合には、クリエイターとして登録する必要があります。
(手順1)TOPページの「素材の販売」をクリックします。
(手順2) 「利用開始」をクリックします。
(手順3)名前、表示名、メールアドレス、パスワードを入力します。
(手順4)住所を入力します。
(手順5)写真をアップロードします。
以上で、クリエイターとしての登録は完了です。後は、画像をアップロードします。
まとめ
本記事は、Shutterstockの使い勝手や特徴、評判をご紹介しました。
おさらいをすると、Shutterstockのメリットは6点あります。
- 2億1,500万点の画像から利用できる
- 画像検索が秀逸
- 月額料金が高いリーズナブル
- エディター機能が便利
- 絞り込み検索が便利
- 毎週、無料の写真をダウンロードできる
一方、デメリットは2点あります。
- 日本人向けの写真が少ない
- エディター機能では、日本語フォントが不足している
なお、他のストックフォトサービスに関しては別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ PhotoACの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
・ PIXTA(ピクスタ)の使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
・ ストックフォトサイトの比較と選び方
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Writer/編集者: 松田康