Webnodeは人気のホームページ作成ツールですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
テンプレートが79種類と豊富にあり、ギャラリーや問合せフォームなどWebパーツが豊富に用意されています。ショッピングカートを設置でき、無料でネットショップを開業できます。
一方で、日本の商慣習に対応しきれていない点と、有料オプションでないとバックアップできない点は注意が必要です。そこで、Webnodeを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Webnodeの使い方と評判をご紹介します。
1. Webnodeの便利な点
Webnodeの便利な点は5つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 テンプレート
Webnodeは、テンプレートが79種類あります。
コーポレートサイトや、個人向け、ポートフォリオ向けのテンプレートや、ネットショップ向けの
テンプレートがあります。また、スマホで見るときには、自動的に画面を見やすくして表示してくれます。
◆ ホームページ向け
◆ ネットショップ向け
1.2 使い方
Webnodeは、ページのパーツが沢山用意されており、簡単にWebサイトを作れます。
パーツとしては、フォトギャラリー、問合せフォーム、料金表、ポートフォリオ、2カラム、3カラムのページなども用意されています。そして、デザイン性の高いホームページを簡単に作れます。
1.3 料金
Webnodeは5つの料金プランがあります。無料版から月額2,099円のProプランまであります。
なお、独自ドメインを使う場合には、Limitedプラン以上にする必要があります。
さらに、Webnodeのロゴを非表示にする場合には、Standardプラン以上にします。
プラン | Free | Limited | Mini | Standard | Pro |
月額費用 | 0円 | 378円 | 629円 | 1,299円 | 2,099円 |
独自ドメイン利用 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Webnodeのロゴ非表示 | × | × | × | 〇 | 〇 |
データー容量 | 100MB | 100MB | 500MB | 2GB | 5GB |
1.4 ショッピングカート
Webnodeは、無料版でも、ショッピングカートを設置できます。
まず、基本設定やお問い合せ先、配送方法、お支払い方法などを設定します。
なお、商品を登録する場合には、一覧画面から、「商品を追加」を選びます。
登録されている商品のリストが表示されますので、適宜、商品を追加・変更します。
商品を追加する場合には、商品名、価格、説明、画像などを登録します。
1.5 SEO対策
Webnodeは、ページ単位でSEO対策を打てます。ページのタイトルやURL、ディスクリプションやキーワードなどを設定できます。
そのため、商品ページ毎に商品の型番や商品名などのキーワードを盛り込むことで、検索エンジンから各商品ページに直接、ユーザーを誘導することができます。
◆ SEO設定画面
2. Webnodeの不便な点
前章では、Webnodeの便利な点をご紹介しました。次に、評判と異なり、Webnodeの不便な点をご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 日本の商慣習
Webnodeはネットショップについて、日本の商慣習に対応しきれていない箇所があります。
- 消費税の表示が5%になっている
- 決済方法がPayPalと代金引換のみになっている
Webnodeは、消費税の初期設定が5%になっています。次の画面で、「8%」に変更できるので、編集が必要です。
また、決済方法がPayPalと代金引換のみになっています。なお、Webnodeは、代金引換が引替で表示されています。
そのため、銀行振込、後払いなどに対応したい場合には、他のネットショップ作成ツールの検討が必要です。
【参考記事】 ・ BASEとカラーミーショップを比較!機能・手数料・使いやすさを比べる
・ ネットショップの比較!比較表付き
2.2 バックアップ・リカバリ
Webnodeは、バックアップ・リカバリをするには、StandardあるいはProプランにアップグレードする必要があります。
プラン | Standard | Pro |
月額料金 | 1,299円 | 2,099円 |
バックアップ・リカバリ | バックアップ5回 | 無制限 |
Webサイトのデータを誤って削除した場合に、リカバリができないと困ります。そのため、本格的に運用をする場合には、Standardプラン以上にしておきたいところです。
まとめ
本記事は、Webnodeの使い方と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、Webnodeのメリットは5点ありました。
- テンプレートが豊富である
- 簡単にWebサイトを作れる
- 無料で利用できる
- ショッピングカートを設置できる
- ページ単位でSEO対策ができる
一方、デメリットは2点あります。
- ネットショップの機能について、日本の商慣習に対応しきれていない
- バックアップをするには、有料オプションが必要である
なお、他のホームページ作成ツールに関する情報は別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ WebnodeとWixを比較!選ぶ前に知りたい5つの違い
・ StrikinglyとWixを比較!選ぶ前に知りたい4つの違い
・ Wixのメリットとデメリット!Wixを使う前に知りたい5つの知識
・ WixとWeeblyを比較!選ぶ前に知りたい3つの違い
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Writer/編集者: 松田康