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AI自己PR作成ツール5選!簡単に差別化できる自己PRを作る方法


自己PRを作るときに、どのAIツールを使うのがおすすめでしょうか。それぞれのツールにはどのような機能があるのでしょうか。

また、「AIに頼るとオリジナリティがなくなる」「ツールを使って自己PRを作ったことが、面接官にバレない?」といった不安を感じる方もいるかと思います。

そんな不安を解消しつつ、AIを活用して、自分の強みを引き出す方法をご紹介します。本記事では、AIツールを活用して、効果的な自己PRを作る方法をご紹介します。

目次

 

 

 AI自己PR作成ツールのおすすめをタイプ別に図解

AI自己PR作成ツールは「選ぶ際に何を重視するのか」によって、以下、2つにタイプ分けできます。まず、どちらのタイプがいいかを選びましょう。

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それぞれを詳細に説明します。

 

  (タイプ1) 自己PR文を自動生成するタイプ(タイパ派)

自己PR文を自動生成するツールの場合、自分の経験スキル志望企業の情報を入力すると、AIが自動的に自己PR文を作ってくれます。

時間をかけずに自己PRを作りたい方におすすめです!

特徴 説明
自己PRの作成 強み経験応募先企業を入力すると、自己PR文を生成
応募先に合わせたカスタマイズ 志望企業ごとに内容をカスタマイズできる

◆ メリット

  •  時間をかけずに自己PRを作れる
  •  企業ごとに、カスタマイズされた自己PRを作れる

◆ デメリット

  •  他の応募者も同じツールを使うと、似た内容になる

◆ おすすめの自己PR作成ツール

 

 (タイプ2) 自己分析をサポートするタイプ(しっかり派)

自己分析をサポートするツールの場合、学生時代の活動内容勉強した内容などを振り返ることで、自分のスキル経験を見つけ、自己PRを作成します。

しっかりと自己分析したい方におすすめです!

特徴 説明
自己分析のための質問 自分では気づいていない強み経験引き出す
キーワードの抽出 回答に基づいて、自分の強みスキルを表すキーワードを抽出
エピソードの作成 入力した情報をもとに、説得力のある自己PR文の作成

◆ メリット

  •  自分では気づいていない強みを発見できる
  •  自分のスキルや経験を深く掘り下げるため、より具体的な自己PRが作成できる。
  •  ストーリー性のある自己PR文を作成できる

◆ デメリット

  •   質問数が多いため、回答に時間がかかることがある

◆ おすすめの自己PR作成ツール

 

 おすすめの自己PR作成ツール AIの紹介

AIを使ったおすすめの自己PR作成ツールは5つあります。 

  1.  就活AI (タイパ派)
  2.  AIマッハ履歴書 (タイパ派)
  3.  SmartES (しっかり派)
  4.  スカウト用「自己PR文」作成ツール (しっかり派)
  5.  「自己PR」発掘診断 (しっかり派)

それぞれを詳細に説明します。

ツール名 特徴 ユーザー登録 作成時間
就活AI 数分で簡単に自己PRを作成 不要 数分
AIマッハ履歴書 応募先の企業に合わせた自己PRを作成 必要 数分
SmartES ガクチカに特化した自己PR作成 必要 数分
スカウト用「自己PR文」作成ツール 自分の強みや経験を深く掘り下げる 必要 2~3時間
「自己PR」発掘診断 質問にもとづいて、自己分析を作成 必要 2~3時間

 

1.  就活AI

自己PRや志望動機を最適化し、応募企業ごとにカスタマイズした文章を自動生成するツールです。

現在の職業就職形式アピールしたい強みや姿勢、能力、スキルに関するキーワードや単語、数字を入力します。

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自己PR/ガクチカに入れたいエピソードに関するキーワード単語、数字を入力します。

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さっそく、次のような自己PRを作ってくれました。文章はスムーズで、企業に対して自分の強みを自然に伝えることができる仕上がりです。

質問で回答したキーワードを盛り込みながら、ストーリー性をもった文章が出来上がっています。

また、自己PRをブラッシュアップさせるための追加の質問もあります。

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メリット・デメリット

◆ 使って感じたメリット

  •  簡単に自己PRを作れる
  •  自己PRをブラッシュアップするための質問がある

◆ 使って感じたデメリット

  •  作成された自己PRだけでは似通った内容となる(そのため、自己PRをブラッシュアップさせるための質問があります)

 

◆ 基本情報

  •  ユーザー登録: 不要
  •  運営企業: 株式会社ジェイック

就活AI

 

2.  AIマッハ履歴書

AIを活用して、わずか数分で自己PRを作れるツールです。志望動機志望企業のURL募集要項のURL、志望企業・応募求人の概要、自分の強みなどを入力することで、自己PRが作れます。

まず、志望動機志望企業のURL募集要項のURLを入力します。

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志望企業応募求人の概要応募職種自分の強みを入力します。

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自己PRが自動的に作成されました。こちらが入力した情報をもとに、文章を作っています。ただ、URLを入力したものの、それが自己PRに反映されているようには感じませんでした。

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メリット・デメリット

◆ 使って感じたメリット

  •  かんたんに自己PRを作れる
  •  応募先企業の情報を踏まえた自己PRを作れる

◆ 使って感じたデメリット

  •  作成された自己PRは、自分が回答した内容をそのまま引用していることが多く、ありきたりな内容になっている

 

◆ 基本情報

  •  ユーザー登録: 必要
  •  運営企業: ブレインウェーブコンサルティング株式会社

AIマッハ履歴書

 

3.  SmartES

ガクチカ(学生時代に力をいれたこと)を作成できるツールです。

学生時代に具体的にどんなことに取り組んで、どのような結果を出したのかを説明し、その中で学んだこと得た経験をアピールできます。

活動内容そのときの役割行ったこと施策の内容それによって得た成果を入力します。

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AIがガクチカを作ってくれます。ガクチカなので、厳密には自己PRをつくってはいません。ただ、過去の自分の経験したことを、ストーリー性をもって、わかりやすく文章にしてくれています。

さらに、自分では表現できなかった視点をAIが加えてくれるので、新たな発見がありました。

具体的には、「目標達成のためには個人のスキル向上だけでなく、チーム全体の連携と戦術の共有が重要であると学んだ」という箇所です。たしかに、この内容は、企業で活躍できるイメージを伝えています。

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メリット・デメリット

◆ 使って感じたメリット

  •  かんたんにガクチカを作れること
  •  ガクチカのストーリーがわかりやすく企業で貢献できる姿を説得力をもって示せる

◆ 使って感じたデメリット

  •  ガクチカから得た内容をもとに、自分がどのスキルを磨いたのか、そしてそれを仕事にどう活かせるかを説明する必要がある。

 

◆ 基本情報

  •  ユーザー登録: 必要(メールアドレス)
  •  運営企業: 株式会社ANCa

SmartES

 

4.  スカウト用「自己PR文」作成ツール

スカウト担当者が重視するポイントをAIが分析し、スキル経験を引き出した自己PR文を作成します。

研究・勉強内容資格・特技・スキル海外体験学生生活アルバイト経験を入力します。

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たとえば、研究・勉強内容では、大学で勉強した内容目標を記入します。

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その目標は達成されたか、またそれによって得たものは何かを回答します。

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その目標に向かううえで、一番困難だったことその困難をどう乗り越えたかを回答します。

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その経験が、どう活きているかを回答します。

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質問に答えることで、自分が経験した困難やそれを乗り越えたエピソードを整理でき、その過程で得た強みを自然に自己PRとしてまとめることができます。

メリット・デメリット

◆ 使って感じたメリット

  •  幅広いテーマで、自己PRを作れる(研究・勉強内容、資格・特技・スキル、海外体験、学生生活、アルバイト経験)
  •  質問に答えていくことで、自分の強みを言葉にできる

◆ 使って感じたデメリット

  •  質問形式で自己分析を深めるため、他のAIツールのように一瞬で自己PR文が完成するわけではなく、時間がかかる可能性があります。

 

◆ 基本情報

  •  ユーザー登録: 必要(名前、メールアドレス、出身大学など)
  •  運営企業: 株式会社マイナビ

スカウト用「自己PR文」作成ツール

 

5. 「自己PR」発掘診断

16個の質問に回答することで、自分では気づいていないスキルや経験を見つけ、自己PRを作るツールです。社会人向けで学生向けではありません。

まず、自分の仕事内容と年齢を入力します。つぎに、自分の行動に関する16個の質問に回答します。(質問の中には少し分かりづらい日本語表現も見られます。)

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16個の質問に回答をすると、自己PRできるキーワードが表示されます。回答があたっていたら、「診断結果の続きを見る」を選びます。

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自己PRに使いたいスキルをいくつかの選択肢の中から選び、その後の質問でさらに深掘りします。

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追加で質問があるので、回答をします。

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自己PRが作成されました。これまで当たり前だと思っていた日常業務が、他の人にない強みであると気づくことができ、自己PRに活かすことができました。

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メリット・デメリット

◆ 使って感じたメリット

  •  自分では気づいていなかった強み経験を文章にできる

◆ 使って感じたデメリット

  •  自分で深掘りを加える必要があります。
  •  時間はかかるものの、じっくり取り組むことで、自分自身の強みを再発見し、他者と差別化できる自己PRを作ることができます。

 

◆ 基本情報

  •  ユーザー登録: 必要
  •  運営企業: パーソルキャリア株式会社

「自己PR」発掘診断

 

自己PRを他者と差別化するための戦略

AIツールを使う際は、他の応募者と差別化することが大切です。企業は多くの応募者の中から適任者を探しているため、具体的なエピソード自分の強みをはっきりと伝えることが大事です。

そこで、AIツールが提案する内容に、自分ならではの経験視点を加えることで、より独自性のある自己PRを作れます。

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以下のチェックポイントを参考にしつつ、他者と差別化した自己PRを作り上げてください。

 

1. 募集要項にあった内容にカスタマイズする

募集要項を読み込んで、自分の経験やスキルがどのように役立つかを反映させます。

例えば、「御社の◯◯業務に、私の◯◯の経験が貢献できると考えています」というように、企業の業務内容と現在取り組んでいるテーマに関連性をもたせます。

具体例

御社の営業活動において、私が学生時代に取り組んだ学園祭のスポンサー獲得活動の経験が貢献できると考えています。学園祭の実行委員会では、地域の企業にスポンサーとして協賛していただくための交渉を行い、前年の2倍のスポンサーを獲得しました。この経験を通じて、企業との交渉力と提案力を身につけましたので、御社の営業活動にも貢献できると考えています。

 

2. 具体的なエピソードを追加する

AIが作成した自己PRに具体的な体験談を加えることで、独自性を出す。実際に問題を解決したり成果をだした事例を追加します。

例えば、「リーダーシップを発揮しました」という表現を、実際にリーダーとしてどのような行動を取り、どのような成果を達成したかを具体的に書きます。

具体例

大学のゼミプロジェクトでリーダーとしてチームを率い、期限内にすべての研究課題を完成させました。当初、メンバーのスケジュールが合わず進捗が遅れていましたが、進行管理シートを作成し、各自の役割を明確に分担することで、作業を効率化しました。結果として、チーム全員が期日内に作業を完了し、プレゼンテーションで最高評価を受けました。

 

3.  弱点とそれを克服する努力をアピールする

自己PRは強みだけでなく、これまでに直面した課題弱点、そしてそれをどう克服したかを含めることで、独自性を出します。

例えば、「当初は◯◯が苦手でしたが、◯◯の方法を試して克服し、現在では◯◯を活かして結果を出せるようになりました」という具合に書きます。

具体例

当初は時間管理が苦手でしたが、タスクごとに締め切りを設定し、毎日のスケジュールを細かく立てる方法を試して克服しました。現在では、アルバイトと学業を両立しながら、どちらでも成果を出すことができ、アルバイトでは担当業務の効率化を評価されました。

 

4 . 複数のAIツールを使い、内容を比較する

異なるAIツールを使うことで、生成される自己PR文を作ります。複数のツールから作成された文章を比較し、自分に合った内容を組み合わせることで、独自の自己PRを作れます。

 

 自己PR作成後の推敲と確認作業

AIツールが生成した自己PRは、そのまま提出するのではなく、内容をしっかり見直し、不要な部分を削り、より自分の強みを引き出すことが重要です。

また、第三者からのフィードバックを得ることで、自己PRの質を高めていきます。次の4つの方法で意見をもらいます。

 

文書校正ツールの利用

文書校正ツールでは、EnnoIWI日本語校正ツールのようなオンライン校正ツールを使うことで、誤字・脱字文法的なミスをチェックし、文章全体の読みやすさを向上させてくれます。

 

友達や親族から他己分析をもらう

友達や親族に自己PRを見てもらい、率直な意見をもらいます。異なる視点からの意見をもらうことで、自分が気づいていなかった部分や改善すべき点が明確になります。

【参考記事】 ・ 他己分析の診断ツールおすすめ4選 (質問例、やり方)

 

クラウドソーシングでプロのフィードバックをもらう

ココナラやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して、プロのフィードバックをもらいます。自己PRを確認してもらい、改善点や具体的なアドバイスをもらうことができます。

例えば、ココナラでは、「自己PR 添削」と入力します。

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ココナラ

すると、自己PRの作成添削をしてくれる方が表示されるので、気に入った方にお願いできます。

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面接練習サービス

オンラインで受けられる面接練習サービスや、キャリアセンターの模擬面接を活用するのも効果的です。これにより、自己PRを話すときの流れを確認して、実際の面接でも自信を持って伝えられるようになります。特に、サービスによっては録画された練習を振り返ることができるため、自分の表情や話し方の改善にも役立ちます。

【参考記事】 練習相手がいない?そんなあなたへ!おすすめの面接練習サービス10選

 

 まとめ

本記事では、AIツールを活用して、効果的な自己PRを作る方法を解説しました。おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのツールが変わります。

求める内容 おすすめのツール・記事
時間をかけずに自己PRを作りたい 就活AIAIマッハ履歴書
自己分析をしっかりと行って、自己PRを作りたい SmartES「自己PR」発掘診断
自己PRの校正をしてほしい EnnoIWI日本語校正ツール
友達や家族から他己分析をしてもらいたい 他己分析の診断ツールおすすめ4選 (質問例、やり方)
クラウドソーシングを活用したい ココナラ
面接の練習を受けたい おすすめの面接練習サービス10選

なお、コンピテンシー診断や強み診断に興味のある方は、別記事をご覧ください。

【参考記事】・ コンピテンシー診断・性格診断ツールおすすめ6選(無料、登録なし)
      ・ 自分の強みを診断できるツール!おすすめ10選(無料、登録なし)

また、志望動機を作成ツールに興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

【参考記事】 ・ 志望動機作成ツールおすすめ5選!バレないようにするコツと使い方!

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Writer/編集者: 松田康


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