ネイルチップで副業を始めるには、どのような方法で始めればいいのでしょうか。
ネイルサロンや店舗から、ネイルチップの制作の仕事を受注する方法や、通販サイトで販売する方法、フリマアプリやネットショップで売る方法があります。
さらに、副業に有利な資格があり、Web上で手軽に勉強、受験できます。そこで、ネイルチップで副業する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事では、ネイルチップを作成・販売して副業する方法や、副業に有利な資格を紹介します。
1. ネイルチップで副業で販売する方法
ネイルチップを副業で販売するには、4つの方法があります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 ネイルサロン
ネイルサロンや店舗から、ネイルチップの制作に関する仕事を受注して、商品を納品します。
店舗側からの指示に従って、つけ爪に、マニキュアを塗ったり、ストーンを付けるなどの制作を行います。そして、納品した作品の数(1セット単位)に応じて、報酬がもらえます。
◆ メリット
- 納品をした分だけ報酬がもらえる
- 顧客対応などの作業は発生せず、制作に集中できる
◆ デメリット
- 期限内に、一定数を納品することが求められることがある
- 指示通りに制作する必要がある
- 単価が安いことが多い
◆ 募集している企業
ネイルチップ専門店 ミチネイル
100人近いネイリストが自宅で、仕事をしています。作成費用を頂いたうえで、ネイルチップを作成し、お客様から注文があるとさらに注文分を作成します。
ユミネイル
在宅でネイルチップを作成する人を募集しています。経験者のみを対象としています。
1.2 ハンドメイド販売サイト
ハンドメイド作品を販売できるサイトに、ネイルチップを出品して、ネットで販売します。自分の好きなデザインを、自分のペースで、自由に制作し、販売できます。
初期費用をかけることなく、簡単に出品できるのが特徴です。
◆ メリット
- 自分の好きなデザインを自由に作れる
- 販売価格を自由に設定できる
◆ デメリット
- 集客を自力で行う必要がある
- お客様からの問い合わせなどを自分で行う必要がある
- 販売手数料が10%ほど発生する
- 他のネイリストの作品に埋没する可能性がある
◆ ハンドメイド販売サイト
ミンネ
ツイッターユーザーが最も利用しているアプリ(出典:ECZine2016年)であり、大手のハンドメイド販売アプリです。5万点以上のネイルチップが販売されています。
クリーマ
ハンドメイド販売サイトの大手です。3万点以上のネイルチップが販売されています。上品な普段使いやお出かけ、結婚祝い、誕生日・記念日など、シーン別に販売されています。
【参考記事】 ・ creemaとminneのどちらに出店するべきか
1.3 ネットショップ
自前のネットショップを作り、ネイルチップを販売します。お客様の情報を持てるので、販促をすることで、リピーターを増やせます。
◆ メリット
- 自分の好きなデザインを自由に作れる
- 販売価格を自由に設定できる
- お客様の情報を持てるので、メルマガやクーポンなどを使うことで、リピーターを増やせる
- 無料で作れるツールやアプリを利用することで、手軽に始められる
- インスタやツイッターと連携できる
◆ デメリット
- お客様からの問い合わせなどを自分で行う必要がある
- 販売手数料が2~6.6%ほど発生する
- 自力で集客する必要がある
◆ ハンドメイド販売サイト
BASE
無料でネットショップを作れるツールです。200万ショップ以上の利用者がいます。予約販売ができたり、メルマガ、クーポン、セール、レビュー、インスタ連携などの機能があります。
ネイルチップを販売しているショップもあります。
【参考記事】 ・ BASEの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を解説!
STORES
無料でネットショップを作れるツールです。定期販売やインスタ連携、予約販売、顧客管理などの機能を利用できます。
【参考記事】 ・ STORESの使い方と評判!便利な点と不便な点を徹底解説
1.4 フリマアプリ
フリマアプリのメルカリやラクマで、ネイルチップを出品します。作品の写真を撮影し、説明文を掲載するだけで、簡単に出品できます。
◆ メリット
- 自分の好きなデザインを自由に作れる
- 販売価格を自由に設定できる
◆ デメリット
- お客様からの問い合わせなどを自分で行う必要がある
- 販売手数料が10%ほど発生する
- 値引き交渉などが発生することが多い
- 売れる価格が安い
◆ ハンドメイド販売サイト
メルカリ
最大手のフリマアプリです。無料で出品でき、販売手数料は10%です。写真を撮影し、商品情報を登録するだけで出品できます。
匿名配送をするサービスや決済を仲介してくれるサービスがあります。
【参考記事】 ・ メルカリのメリットとデメリット!メルカリを使う前に知りたい5つの知識
ラクマ
楽天が運営するフリマアプリです。累計ダウンロード数が2,500万とユーザーも多いです。
【参考記事】 ・ ラクマの使い勝手と評判!メリットとデメリットを解説
2 ネイルチップ作成に必要な資格
ネイルチップ作成に資格は必要ありません。
ただし、人気作家の方のプロフィール欄を確認すると、本業でサロンワークをしつつ、副業でチップ販売をしている方や、ジェルネイル検定所持などの表記が多いです。
そのため、資格をもっていたほうが、より販売しやすくなります。おすすめの資格は2つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 JNAジェルネイル技能検定試験
NPO法人日本ネイリスト協会が主催する検定試験です。ジェルネイルを施術するために必要な基礎知識と技術の習得が問われます。
2つの課題による実技試験と筆記試験があります。実技試験では、10本の爪の長さと形が均一であるか、はみ出しや塗り残しのない仕上がりか、などが問われます。
種類 | 合格基準 |
初級 | ネイルケアのベーシックマスタとジェルネイルを施術するために必要な基礎知識と技術の習得 |
中級 | ネイルケアとジェルネイルを施術するサロンワークに必要な専門知識と技術の習得 |
上級 | ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の習得 |
2.2 JNECネイル知識検定
業界初のWebで受けられる検定試験で、ネイルの基礎知識やツメの健康美、構造、働きなどの豆知識からアカデミックな内容までを学び、資格を取得できます。
ネイルの道具などの準備も必要なく、年齢制限などもないため、ネイルに関心のある方であれば
簡単に受けられます。
種類 | 内容 | 問題数 | 種類 |
基礎編 | ツメの名称、歴史、ツメの基礎知識 | 20問(40分) | 3択問題 |
応用編 | ツメの役割、働き、アカデミックの知識 | 30問(60分) | 3択問題 |
ネイル知識検定を取得後は、ネイリスト技能検定というステップを受けられます。
3 資格の取得方法
ネイルチップの資格を取得するには、スクールあるいは通信講座で学ぶのがおすすめです。
◆ ヒューマンアカデミー
ネイルスクール規模No.1のネイリスト講座です。北海道から沖縄まで全国で学ぶことができます。
JNAの認定講師が少人数で教えてくれるので、未経験者でも技術を習得できます。ネイルの基礎知識やケア、アート、ジェルネイルまでの基本的な技術を身につけるスタートコースから、JNAジェルネイル技能検定上級のプロフェッショナルコースまで、幅広く用意されています。
【参考記事】 ・ オンラインのネイルスクールおすすめ7選を比較(料金表付き)
まとめ
本記事では、ネイルチップを作成・販売して副業を始める方法や通販サイト、おすすめの資格を紹介しました。
なお、ハンドメイド作品の販売方法や、ハンドメイドに有利な資格、ショップカードの作り方などを別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作品の販売方法!初心者におすすめの7つの売り方
・ ハンドメイド作家必見!ショップカード・名刺の作り方(見本付き)
・ ハンドメイド作家の開業!名前の決め方、開業届の出し方などの12の基礎知識
・ ハンドメイド販売サイト11選の比較・ランキング!手数料や口コミ
・ ハンドメイドの資格おすすめ18選!メリットや取得できる通信講座
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Writer/編集者: 松田康