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チケット管理ツール8選の比較!無料、個人、OSS(料金表付き)


「タスクの抜け漏れや進捗の遅れが続いていて、チームの管理方法を見直したい…」そんな悩みを抱えているプロジェクト担当者の方は多いのではないでしょうか。

チケット管理ツールを使えば、タスクを「チケット」として登録・追跡し、担当者・期日・優先度を一元管理できます。しかし、ツールによって無料で使えるOSSタイプからガントチャートや承認フローに対応したクラウドタイプまで、機能や料金に大きな差があります。

この記事では、チケット管理ツール8選の機能と料金を比較し、用途別のおすすめ選び方ガイドも紹介します。無料ツールや個人利用向けツールも含めて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

1. チケット管理ツールとは?選び方の7つのポイント

チケット管理ツール比較

チケット管理ツールとは、タスクや課題を「チケット」として登録し、担当者・期日・優先度・ステータスを一覧で管理できるツールです。進捗の見える化により、抜け漏れや遅延を防ぎ、チーム全体の作業効率を高めます。

ツールを選ぶ前に、以下の7つのポイントを確認しておきましょう。

確認ポイント 内容
① 何を管理したいか 作業・タスクの進捗管理、課題・バグ管理など
② どのように管理したいか リスト表示・かんばん形式・ガントチャートなど
③ 通知機能は必要か タスク登録・更新時にSlackやメールで通知が必要かどうか
④ サーバー環境はどうするか 自社サーバーでのオンプレ管理 or クラウド利用か
⑤ セキュリティは保証されているか OSSの場合、脆弱性対応のサポートがあるか確認
⑥ 外部サービスと連携できるか Slack・Teams・Google Drive などとの連携の有無
⑦ 費用はいくらか 無料プランの有無・ユーザー数による課金体系

 

2. チケット管理ツール8選の機能比較表

チケット管理ツールのタイプ別図解

チケット管理ツールは、大きく「プロジェクト管理特化型」「シンプルなタスク管理型」の2タイプに分かれます。8ツールの主要機能を一覧表で比較します。

ツール名 無料プラン ガントチャート かんばん ワークフロー 外部連携 タイプ
Redmine ○(OSS) × × PJ特化型
Wrike ○(400以上) PJ特化型
Asana ○(100以上) PJ特化型
Backlog ○(制限あり) × ○(17サービス) PJ特化型
JIRA ○(10名まで) PJ特化型
Planio × × × タスク管理型
Jooto × ○(Slack等) タスク管理型
Bitrix24 タスク管理型

 

3. プロジェクト管理特化型のチケット管理ツール5選

チケット管理ツールの選び方

プロジェクト全体を管理したい場合は、ガントチャート・かんばんボード・ワークフローなどの機能を備えたプロジェクト管理特化型のツールが適しています。

 

3.1 Redmine

Redmineの管理画面

オープンソースソフトウェア(OSS)のプロジェクト管理・課題管理ツールです。タスクを「チケット」として登録し、内容・優先度・担当者・期日を管理できます。ガントチャート・かんばん・リスト表示にも対応しています。

Redmineのチケット一覧

無料で使える点が最大のメリットですが、自社サーバーへのインストール作業が必要で、セキュリティサポートも限定的です。IT担当者がいる環境での利用に向いています。

◆ 料金:無料(OSS)  ◆ 運営:ファーエンドテクノロジー株式会社
▶ Redmine 公式サイト

 

3.2 Wrike

Wrikeの管理画面

ワークフロー機能を備えた高機能なプロジェクト管理ツールです。部門をまたいだプロジェクト管理に強く、ガントチャート・かんばん・リスト表示に加え、Google Sheets・Slack・Salesforceなど400以上のサービスと連携できます。

Wrikeのガントチャート

プラン Free Professional Business
月額費用 無料 $9.8 $24.8
ガントチャート ×
ワークフロー・承認 × ×

◆ サポート:メール・チャット・電話(日本語可)  ◆ 運営:Wrike, Inc.
▶ Wrike 公式サイト

 

3.3 Asana

Asanaの管理画面

進捗管理機能が充実したプロジェクト管理ツールです。リスト・かんばん・タイムライン(ガントチャート)・ダッシュボードと多彩な表示方法に対応しており、Teams・Slack・Microsoft 365など100以上のサービスと連携できます。

Asanaのダッシュボード

プラン Free Premium Business
月額費用 無料 1,200円〜 2,700円〜
タイムライン ×
ワークフロー・承認 × ×

◆ サポート:チャット  ◆ 運営:ASANA LTD
▶ Asana 公式サイト

 

3.4 Backlog

Backlogの管理画面

ウェブ・ソフトウェア開発向けに特化した国産のプロジェクト管理ツールです。チームメンバーの作業状況や課題・バグへの対応状況を一覧で確認できます。担当者・優先度・マイルストーンを登録でき、かんばん・ガントチャート・リスト表示に対応しています。

Backlogのガントチャート

プラン スタンダード プレミアム プラチナ
月額費用(税込) 17,600円 29,700円 82,500円
ストレージ 30GB 100GB 300GB

◆ サポート:チャット・メール  ◆ 運営:Nulab, Inc.
▶ Backlog 公式サイト

 

3.5 JIRA

JIRAの管理画面

ソフトウェア開発チームに特化したプロジェクト管理ツールです。作業計画・タスク一覧管理・ガントチャートに加え、課題の追加や更新時にSlackやメールへのリアルタイムSlack通知機能が充実しています。

JIRAの通知機能

プラン 無料 Standard Premium
月額費用(税込) 無料 1,070円〜 2,090円〜
ユーザー数 10名まで 100名まで 100名まで

◆ サポート:チャット・メール  ◆ 運営:アトラシアン株式会社
▶ JIRA 公式サイト

 

4. シンプルなタスク管理型のチケット管理ツール3選

特定の機能に絞ってシンプルに使いたい場合や、小規模チーム・個人での利用にはシンプルなタスク管理型が向いています。

 

4.1 Planio

Planioの管理画面

前述のRedmineのクラウドサービス版です。インストール不要でブラウザからすぐに使え、チケットのリスト管理・作業時間の記録・ガントチャート・かんばん・カレンダー表示に対応しています。

Planioのかんばん画面

プラン Silver Gold Diamond Platinum
月額費用 2,500円 5,000円 9,000円 19,000円
プロジェクト数 3 7 15 40

◆ サポート:メール  ◆ 運営:Planio GmbH
▶ Planio 公式サイト

 

4.2 Jooto

Jootoの管理画面

かんばん方式のシンプルなタスク・プロジェクト管理ツールです。タスクを色分けで優先度管理でき、ガントチャートにも対応しています。GoogleカレンダーやSlack・Chatworkとも連携可能で、無料プランから個人でも使いやすいツールです。

Jootoの外部連携

プラン 無料 スタンダード エンタープライズ
月額費用(税込) 0円 500円〜 1,300円〜
データエクスポート 過去30日 過去1年 無制限

◆ サポート:メール  ◆ 運営:株式会社PR TIMES
▶ Jooto 公式サイト

 

4.3 Bitrix24

Bitrix24の管理画面

無料で使えるプロジェクト管理ツールで、タスク管理に加えて文書管理機能も備えています。タスクを期限切れ・今日期限・今週中・来週中期限と時間軸で管理でき、ガントチャートにも対応しています。Zoho・Trello・Microsoft Projectなど多数のツールと連携できます。

Bitrix24の文書管理

プラン Free Basic Standard
月額費用 無料 61ドル 124ドル
ストレージ 5GB 24GB 100GB

◆ サポート:メール  ◆ 運営:Bitrix, Inc.
▶ Bitrix24 公式サイト

 

5. よくある質問(FAQ)

Q1 チケット管理ツールは無料で使えますか?

はい、無料で使えるツールが複数あります。Redmine(OSS)・Wrike(Free)・Asana(Free)・JIRA(10名まで無料)・Jooto(無料プランあり)・Bitrix24(無料プランあり)が該当します。ただし、無料プランでは機能やユーザー数に制限がある場合がほとんどです。まず無料プランで操作感を確認してから有料プランへの移行を検討するのがおすすめです。

 

Q2 個人で使うのにおすすめのチケット管理ツールは?

個人利用にはJootoが特におすすめです。無料プランで個人でも使いやすく、かんばん形式でタスクを直感的に管理できます。また、JIRAも10名以下の小規模チームなら無料で利用できます。

 

Q3 OSSのチケット管理ツールはどれですか?

今回紹介したツールの中ではRedmineがオープンソースソフトウェア(OSS)です。完全無料で利用でき、自社サーバーにインストールして使います。ただし、導入にはサーバー設定やインストール作業が必要で、IT担当者がいる環境での利用をおすすめします。Redmineをクラウドで手軽に使いたい場合は、Redmineのクラウド版であるPlanioが選択肢になります。

 

6. まとめ

この記事では、チケット管理ツール8選の機能と料金を比較しました。ポイントをおさらいします。

  • チケット管理ツールは「プロジェクト管理特化型」「シンプルなタスク管理型」の2種類に分かれる
  • 無料で使えるツールはRedmine・Wrike・Asana・JIRA・Jooto・Bitrix24
  • OSSで自社管理したい場合はRedmine、クラウド版はPlanio
  • 複数部門やワークフローが必要ならWrike・Asanaがおすすめ
  • 個人・小規模チームにはJootoが使いやすい

目的に合ったツールを無料プランから試して、自社のワークフローに合うものを選んでみてください。

【参考記事】
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著者プロフィール
松田 康|ITツールを実際に使って検証するコンサルタント
ITツールやAIサービスを、初心者目線でわかりやすく解説することをモットーに活動中。
小規模事業者やフリーランスの方々に向けて、ExcelテンプレートやITツールの活用方法など、実践的な情報を発信しています。

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