動画編集の仕事を獲得するには、どのような方法で始めるのがいいでしょうか。
動画クリエイター向けのマッチングサイトに登録したり、動画編集の案件を紹介してくれるサイトを利用したり、SNSで仕事を獲得する方法があります。
ほかにも、制作した動画を販売したり、動画編集ソフトの使い方を教えて、報酬を獲得する方法もあります。そこで、動画編集の仕事を獲得する時に、知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、動画編集で仕事を獲得する6つの方法や、登録したい15のサイトをご紹介します。
動画編集で仕事を獲得する6つの方法
動画編集で仕事を獲得するには、6つの方法があります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. マッチングサイト
動画編集の仕事を依頼したい企業と、動画クリエイターをマッチングするサービスです。クリエイターは、プロフィールや実績を登録して、発注者が仕事を依頼をします。
マッチングサイトを利用するメリットとデメリットをまとめました。
◆ メリット
- 無料で、スキルや制作実績などをアピールできる
◆ デメリット
- 仕事を得るまでに時間がかかる
- 他のクリエイターに埋没してしまう
おすすめのサイトを2つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 ココナラ
自分のスキルや得意を販売できるサイトで、動画編集の仕事を受けられます。これまでの実績数や評価に応じて、ランクアップする制度があり、ランクが上がると、単価を上げやすくなります。
多くのクリエイターが利用をしており、YouTuber向けの動画編集や、商品紹介・企画PR動画の制作などのスキルを出品しています。
◆ 基本情報
- 出品費用:無料
- 手数料:22%
- 運営会社:株式会社ココナラ
【参考記事】 ・ ココナラの使い勝手を評価!手数料や使い方、評判
1.2 動画時代
動画編集やカメラマンなど、動画制作にかかわるクリエイターが登録をしているサイトです。250名近いクリエイターが登録をしています。
氏名や仕事内容、住所、電話番号、ホームページ、過去の経歴などをアピールできます。発注側の方から直接に連絡があります。なお、登録料やマッチングの手数料も無料となっています。
◆ 基本情報
- 出品費用: 無料
- 手数料: 無料
- 運営会社: 動画時代株式会社
2. 動画編集の案件サイト
動画編集の案件を紹介するサイトを見て、興味のあるサイトに応募をしてみます。仲介するエージェントがいることで、営業の代行や単価の交渉をしてくれます。
動画編集の案件サイトのメリット・デメリットをまとめました。
◆ メリット
- 単価が高い案件が多い
- 案件に関する具体的な情報が掲載されている
- 営業代行や単価の交渉をしてくれる
◆ デメリット
- 手数料が発生する
おすすめのサイトを5つご紹介します。
それぞれを詳細にご説明します。
2.1 レバテッククリエイター
フリーランスのクリエイターに特化した案件紹介サイトです。2023年1月13日時点で、66件の案件が掲載されています。
◆ 案件の例1
◆ 案件の例2
◆ 基本情報
- 手数料: 未公開
- 運営企業: レバテック株式会社
【参考記事】 ・ レバテッククリエイターの評判!良い点・悪い点、未経験、在宅可の案件
レバテッククリエイターを利用するときには、ポートフォリオやスキルシートの提出を求められます。そのため、事前に用意しておいたほうが、案件の紹介がスムーズです。
なお、ポートフォリオサイトに関しては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 無料でポートフォリオサイトを作る!おすすめのツール8選(機能比較)
2.2 クラウドテック
クラウドソーシング大手のクラウドワークスが運営するサイトで、リモートワークで働く案件が全体の88%あり、週3日、4日働く案件が多いです。
案件の提案から契約の締結、勤怠管理をすべてオンラインでできるため、動画編集の仕事に集中しやすい環境が用意されています。動画編集に関する案件もあります。
◆ 案件の例1
◆ 案件の例2
◆ 基本情報
- 手数料: 未公開
- 運営会社: 株式会社クラウドワークス
2.3 Workship
リモートワークや週1~3日からできる仕事を紹介しているサイトです。フリーランスや副業を始めたい方向けの案件を紹介してくれるサイトです。
400以上ある企業の案件から、興味のある仕事を応募します。仕事を受注した後は、Workshipとクライアントを交えた3者間の契約とし、企業との契約トラブルを起こりにくくしてくれます。
動画編集に関する案件もあります。
◆ 案件
◆ 基本情報
- 手数料: 未公開
- 運営会社: 株式会社GIG
【参考記事】 ・ Workship(ワークシップ)の評判や口コミ!メリット・デメリット
2.4 複業クラウド
休日にできる仕事や、平日の夜にできる仕事、リモートワークでできる仕事などを紹介するサイトです。複業手当という福利厚生サービスがあり、提携するサービスをお得な料金で利用できます。
◆ 案件
◆ 基本情報
- 手数料: 無料(企業側が、月額の掲載料を負担)
- 運営会社: 株式会社Another works
【参考記事】 ・ 複業クラウドの評判!良い点・悪い点
2.5 VIDEO WORKS
動画クリエイターに特化した人材専門エージェントです。採用向けの動画や、YouTube動画編集などの仕事があります。
◆ 基本情報
- 手数料: 未公開
- 運営会社: Crevo株式会社
3. クラウドソーシング
インターネットのみで仕事のやり取りができるサイトです。匿名でも仕事ができるので、本業に支障のない範囲で、動画編集の仕事を始められます。
クラウドソーシングを利用するメリット・デメリットをまとめました。
◆ メリット
- 匿名で仕事を始められます。
- 未経験可・初心者可の仕事も多数あります。
◆ デメリット
- 単価が低い場合が多いです
おすすめのサイトを3つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
3.1 クラウドワークス
仕事の発注数が300万件と、大手のクラウドソーシングです。2023年1月13日時点で、動画編集の仕事が20,321件ありました。
未経験者や初心者でも可能な案件が、3,421件あります。
◆ 基本情報
- 手数料: 5~20%
- 運営会社: 株式会社クラウドワークス
3.2 ランサーズ
大手のクラウドソーシングです。スポットでできる仕事や、継続案件の仕事などが多数掲載されています。2023年1月13日時点で、動画編集の仕事が20,210件ありました。
◆ 基本情報
- 手数料: 5~20%
- 運営会社: ランサーズ株式会社
【参考記事】 ・ クラウドワークスとランサーズを比較!どっちがおすすめか
3.3 スキマ
クリエイター向けのクラウドソーシングです。2023年1月13日時点で、クリエイターの方が393件登録しています。
◆ 基本情報
- 手数料: 10~20%
- 運営会社: 株式会社ビジュアルワークス
【参考記事】 ・ SKIMAの使い勝手と評判!使い方や手数料、支払い方法を紹介!
4. 動画編集のスキル
AdobeのPremiere ProやAfter Effectsの使い方などの動画編集に関わるスキルを教えて、報酬を得ます。
◆ メリット
- 動画編集にかかわるスキルを教えることで、教育者としてのキャリアを始められます。
◆ デメリット
- 手数料が発生します。
おすすめのサイトを2つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
4.1 ストアカ
自分の得意なことを人に教えられるスキルシェアサービスです。
動画編集で掲載している講座は110件あります。スマホのアプリで動画編集をする方法や、Premiere Proの使い方、シナリオの書き方などを教えています。
◆ 基本情報
- 手数料: 10~30%
- 運営会社: ストリートアカデミー株式会社
4.2 Udemy
世界最大級の動画学習プラットフォームです。作成した動画の品質について、アドバイスをしてくれたり、無料のビデオ診断サービスがあります。
動画編集に関する講座は、750件あります。
◆ 基本情報
- 手数料: 75%
- 運営会社: 株式会社ベネッセコーポレーション
(出典) Udemy講師への収益の分配
【参考記事】 ・ Udemyでおすすめの動画編集の講座!評判や特徴、良い点、悪い点
5. ネットショップ
自分が作った動画をネットショップで売ります。自前のネットショップを持てるため、デザインにもこだわれます。また、初期費用や月額費用が無料のため、手軽に始められます。
◆ メリット
- 初期費用をかけずに、動画を販売できます
- 自分の好みのデザインのネットショップを作れます
◆ デメリット
- 自力で集客をする必要があります。
おすすめのサイトをご紹介します。
それぞれを詳細に説明します。
5.1 Filmuy
無料で、動画を販売できるネットショップを作れます。講座やサロン、ライブ動画や特別映像を販売できます。スマホにも対応しており、PaypalやAmazonPay、Apple Payにも対応しています。
◆ 基本情報
- 初期費用: 無料
- 月額費用: 無料
- 手数料: 20%
- 運営会社: 株式会社Filmuy (フィルムィー)
5.2 LITEVIEW
無料で、動画を販売できるWebサイトを作れます。動画やライブ配信、オンラインサロンやオンラインスクールを作れます。月額制で販売したり、チケット制やレンタル販売もできます。
◆ 基本情報
- 初期費用: 無料
- 月額費用: フリー 無料、ライト 月542円、ベーシック 909円、プラス 2,973円
- 手数料: 無料
- 運営会社: LITEVIEW Inc.
6. SNS
SNSで情報を発信することで、知り合い経由で仕事を獲得する方法があります。
SNSで仕事を探すメリット・デメリットをまとめました。
◆ メリット
- 営業コストをかけずに、手軽に仕事を探せます。
◆ デメリット
- 報酬の高い仕事が多くはありません。
おすすめのサイトを2つご紹介します。
6.1 Twitter
多くの企業やビジネスマンが利用しているSNSのため、手軽に仕事を探せます。実名を公開せずに、ペンネームやハンドルネームでやり取りができます。
Twitterで仕事を募集している方もおり、DMを送るなどして、仕事を獲得する方法もあります。
6.2 Facebook
原則的に、実名でアカウントを作成します。過去に仕事をした方や、名刺交換をした方などで、友達として繋がることで、仕事を獲得できることもあります。
まとめ
本記事は、動画編集で仕事を取る方法や、登録したいサイトをご紹介しました。
おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのサイトが変わります。
求める内容 | おすすめのサイト |
自分のスキルや経歴を公開して、依頼してもらいたい | 動画時代、ココナラ |
企業側が募集している仕事に応募したい | レバテッククリエイター、クラウドテック |
匿名で仕事を獲得したい | クラウドワークス、ランサーズ |
動画編集のスキルを教えたい | ストアカ、Udemy |
制作した動画を販売したい | Filmuy、LITEVIEW |
SNSで仕事を獲得したい | Twitter、Facebook |
なお、副業のマッチングサイトや、スキルシェアサービス、動画編集のスクールについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 副業のマッチングサイト・サービス19選を比較!仕事内容、料金相場
・ スキルシェアサービスを比較!おすすめ16選(料金表付き)
・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ12選を比較!(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康