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グラフィックデザイナーで独立!フリーランスになる前に準備する12のポイント


グラフィックデザイナーで独立するには、どのような準備をすればいいのでしょうか。

屋号を決めたり、開業費用を見積もったり、ポートフォリオやホームページ、名刺を用意する必要があります。さらに、開業届を出したり、仕事用の通帳も作ることも重要です。

そこで、グラフィックデザイナーで独立するために必要な作業ステップをまとめました。

本記事は、グラフィックデザイナーが独立する前に準備したい12のポイントをご紹介します。

 

グラフィックデザイナーで独立する前に準備したい12のポイント

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グラフィックデザイナーでフリーランスとして独立するためには、次の12のポイントを押さえる必要があります。

  1.  屋号を決める
  2.  ポートフォリオを用意する
  3.  事業計画を作る
  4.  開業費用を見積もる
  5.  仕事をする場所を決める
  6.  納品書、請求書のテンプレートを作る
  7.  印鑑を用意する
  8.  開業届を提出する
  9.  仕事用の銀行口座を作る
  10.  報酬の未払いを防ぐ仕組みを作る
  11.  営業手段を増やす
  12.  開業の挨拶状を送る

それぞれを詳細にご紹介します。

 

1. 屋号

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グラフィックデザイナーがフリーランスとして独立するときには、屋号を決めてたいところです。

屋号とは、個人事業者の方が、仕事をするときに使う名称です。屋号は、税務署に提出する開業届や、銀行口座に入れることができます。

自由に名前を決められますが、3つのポイントを押さえます。

  1.  読みやすい名前である
  2.  覚えやすい名前である
  3.  他の事務所やブランドと類似していない

有名な事務所やブランドと似ていると、使用を差し止められる可能性があります。そこで、特許情報プラットフォームというツールを利用して、屋号として使えるかを確認します。

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特許情報プラットフォーム

 

2. ポートフォリオ

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グラフィックデザイナーとして独立するときには、自らの制作物は実績集としてまとめ、いつでもお客様に魅せられるようにしたいところです。

そして、自分の過去の作品をまとめたポートフォリオを紙やPDF、Webサイトで見せられると便利です。ポートフォリオをWebサイトにまとめるときに、便利なツールは5つあります。

◆ おすすめのポートフォリオサイト

ページ数を無制限で作りたい場合には、Adobe Portfolioがおすすめです。一方、無料で作りたい場合は、MATCHBOXは、WebサイトやPDF、紙へ出力ができ、おすすめです。ただし、マイナビクリエイターに会員登録する必要があります。

Jimdoは無料でポートフォリオサイトを作れますが、独自ドメインにする場合には有料になります。また、PORTFOLIOBOXStrikinglyは、カスタマーサポートが英語な点は注意が必要です。

 

3. 事業計画書

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グラフィックデザイナーとして独立する前に、事業計画書を作っておきたいところです。例えば、次のようなポイントを考えます。

  •  どのような分野で仕事をするのか。
  •  独立を応援してくれる協力者やコネクションはあるか。
  •  どのくらいの仕事をもらえそうか。(月間の受注件数の目安)
  •  開業にどのくらいのお金が必要なのか。

おおまかな事業の方向性を検討するのに、日本政策金融公庫の創業計画書が便利です。

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日本政策金融公庫の創業計画書 (3. 創業計画書)

自分の作品の独自性やセールスポイント、販売のターゲットや取引先、見通しなどを記入することで、独立後のイメージを具体化していけます。

 

4. 開業費用

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グラフィックデザイナーとして独立する前に必要な開業費用を見積もります。

独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営しているJ-net21によると、自宅で開業をした場合でも、50~150万円程度はかかります。(*1)

そこで、開業に必要な項目をリストアップしましたので、その金額を算定し、開業費用を見積もってみます。

◆ 開業に必要な項目

項目 金額 項目 金額
事務所(自宅の場合不要) ホームページ
パソコン 名刺
ソフトウェア 挨拶状
プリンター 文房具
コピー用紙 印鑑
Wifi 水道・光熱費
電話・Fax 交通費

*1: 独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-net (開業資金と損益モデル)

 

5. 仕事をする場所

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グラフィックデザイナーにとって、事務所の家賃は大きな負担です。

自宅のリビングや空き部屋を仕事場にする案もありますが、ホームページや名刺に自宅の住所を公開したくない方は、シェアオフィスコワーキングスペースはおすすめです。

シェアオフィスやコワーキングスペースは、仕事場を共有して利用するため、月5,000円位で借りられます。また、利用者の交流を目的にしたイベントもあり、人脈を作れます。

なお、コワーキングスペースについては、別記事でまとめています。

【参考記事】・ コワーキングスペースおすすめ17選!エリア、設備、料金で比較(無料)

 

6. 納品書、請求書のテンプレート

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グラフィックデザイナーの仕事は、一般的に次のような流れになります。

  1.  依頼者との打ち合わせ
  2.  ラフイメージ(複数イメージ)の提示
  3.  細部の調整と作り込み
  4.  納品

上記の過程で、納品書請求書を出してほしいと依頼を受けることがあります。納品書や請求書の決まったフォームはありませんが、ネット上にテンプレート見本があります。

独立をする前に、テンプレートを事前に用意をしたり、書き方を押さえておくことで、慌てずに提出できます。なお、納品書、請求書のテンプレートや作り方は別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 納品書の書き方と見本!初心者でも、すぐに使えるテンプレート付き
       ・ 請求書の書き方(個人事業主向けの見本・テンプレートつき)

 

7.  印鑑

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フリーランスとしてクライアントと仕事をするときは、個人名がはいった印鑑であれば、仕事上は問題ありません。ただし、開業届など役所に提出する場合には、内部にインクのはいったシャチハタは使えないので注意が必要です。

なお、できれば請求書や契約書などにハンコがあると、クライアントからの信頼感が高まります。そのため、プライベート用とは別に仕事用の印鑑があると便利です。

◆ 仕事であると便利な印鑑

  •  認印: 開業届などに押す
  •  角印: 取引先への見積書、納品書、請求書などに押す
  •  銀行印: 事業用の口座を開設するときに押す

 

8.  開業届

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個人事業主として開業をするときには、税務署に開業届を提出する必要があります。A41枚の書類で、国税庁ホームページからダウンロードできます。

国税庁ホームページ(開業届)

作成をしたら、最寄りの税務署に持参し、提出をします。なお、どの税務署に行ったほうが
いいのかは、国税庁のホームページで調べることができます。

国税庁ホームページ 税務署の所在地を検索ツール (郵便番号、住所、地図で検索)

そして、税務署に提出をしたら、受領印を押した控えを受け取ります。この開業届けの控えは、銀行で屋号入りの銀行口座を作るときに必要となります。そのため、控えは大切に保管します。

なお、開業届けの提出先や提出期限などは別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 個人事業主の開業届の入手方法、提出先、期限(いつまで)、費用

 

9.  仕事用の銀行口座

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フリーランスや個人事業主は、会社勤めと違って、個人として仕事をします。そのため、仕事とプライベートの区別がはっきりせず、お金の出入りも混ざってしまうことがあります。

そこで、仕事用の銀行口座で、入金や出金の管理を行うと、どの程度の利益がでているのか明確になりますし、確定申告をするときにもラクになります。

仕事用の銀行口座を選ぶときには、ネットバンクが便利です。入金をされたときに、パソコンやスマホでチェックができ、ATMに並んで記帳をする必要がありません。

また、ネットバンクの取引データと連携することで、簡単に確定申告ができる会計ソフトもあります。確定申告の作業が圧倒的にラクになるので、チェックしたいところです。

【参考記事】 ・ 自営業の経理!ゼロから始める確定申告までの10の作業と便利ソフト
       ・ 個人事業主・フリーランスにおすすめの銀行口座6選!【2019年】

 

10. 報酬の未払いを防ぐ仕組み

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フリーランスとして仕事するとき、クライアントの報酬の支払いが遅れるといったトラブルにあう可能性が高まります。

そこで、クライアントと事前に支払期日を決めておきます。そして、支払日を超えて入金がない場合には、忘れずに、督促をします。

普段から入金日を管理できればいいのですが、仕事が佳境のときなど忘れがちです。そんな場合には、請求書作成ソフトが便利です。支払期日を超えて入金がない場合に、通知してくれます。

◆ 請求管理のソフト

【参考記事】・ Misocaの使い勝手と評判!便利な点と不便な点、料金を解説【2019年】
      ・ 請求書のクラウドサービスを比較!5つのポイントで検証【2019年】

 

11. 営業手段

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グラフィックデザイナーがフリーランスとして駆け出すときに、クライアント先をまわって売り込みをすることは重要です。

ただ、面識のない相手に応募登録という形でアプローチをしておくことも一つです。売り込みよりも、需要のあるところにアプローチをすることで、収入源を増やしておきます。

◆ 登録・応募先

上記サイトは、勉強会やセミナーなども定期的に開催されており、自分のネットワークとは違ったチャネルができたり、マッチングできたりするので、チャンスを広げられます。

さらに、自分のホームページを作っておき、日々の活動内容や実績などを発信するのも有効です。
無料で作れるツールもあるので、まずは準備しておきたいところです。

◆ ホームページ作成ツール

  •  Wix (ユーザー数は1億6,000万人の人気ツール)
  •  ペライチ (簡単に作れる)
  •  Jimdo (無料で作れる)

【参考記事】 ・ Wixのメリットとデメリット!使い方、デザイン、料金の注意点
       ・ ペライチの使い勝手や評判!テンプレート、料金、使い方を徹底解説
       ・ Jimdoの11のメリットと4つのデメリット!使い方やホームページの作り方

 

12.  開業の挨拶状

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独立の準備が出来上がったら、開業のタイミングで、挨拶状メールを送ります。

独立したタイミングで、過去に付き合いのあったクライアントから仕事をもらえる可能性もでてきます。そこで、日頃の愛顧の御礼とともに、今後の抱負を具体的に伝えます。

なお、挨拶状の送り方や開業時のメールの文例や送り方については、別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 開業の挨拶状 ~書き方と7つの文例~
       ・ 開業・独立・開店の挨拶 ~メールの書き方と文例~

 

まとめ

本記事は、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独立する前に準備したいことをご紹介しました。

なお、起業に関する情報や自営業の業務の進め方について、別記事でまとめています。

【参考記事】・ 起業前のチェックリスト! 絶対に準備しておきたい14のこと
      ・ 会社員からフリーランスになる前に準備したい7つのこと!税金、年金、保険
      ・ 自営業の経理!ゼロから始める確定申告までの10の作業と便利ソフト【2019年】

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