オフィスを開設するときには、どのような設備・グッズが必需品でしょうか。
デスクやチェアはもちろん、複合機や電話機、ホワイトボード、キャビネットなども準備しておきたいところです。さらに、テレワークに合わせて、 スピーカーフォンなども欠かせません。
さらに、ホッチキス、セロテープ、付箋、A4用紙、ペン、消しゴムなどの備品も重要です。そこで、オフィスの運営に欠かせない必需品と、その選び方をまとめました。
本記事は、オフィスの必需品を備品リストとともに、ご紹介します。
オフィスの必需品
オフィスを開設するときには、様々な備品が必要となります。ある程度の先行投資は必要であり、さらに、対外的な体裁を整えるための設備も大切です。
さらに、ホッチキス、セロテープ、コピー用紙などの備品も欠かせません。そこで、備品リストとともに必需品をまとめました。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. デスク
仕事用のデスクには、パソコンや書類、資料などを置いて作業をするので、大きめのサイズを買ったほうが、作業の効率が上がります。
作業スペースを確保したい方はL字型のデスクがおすすめとなります。一方、収納などを重視する場合には、スタンダード型のデスクがおすすめです。
◆ L字型のデスク
【出典】 LOWYA L字デスク(オーク)
◆ スタンダード型デスク
【出典】 コクヨ スタンダードデスク
どちらのタイプがいいかを選ぶときには、レイアウトも検討したいところです。一般社団法人 日本オフィス家具協会によると、3つのタイプがあり、配置のイメージを検討します。
【出典】 一般社団法人 日本オフィス家具協会 安全快適なデスクの選び方
L字型のデスクを配置する場合、レイアウト図を作って、サイズが合うかなどを検討します。
なお、オフィスの家具を探すときには、オフィス家具の通販サイトを利用するのも一つです。
◆ Kagg
オフィス家具の通販サイトで、最低価格保証サービスを利用できます。
◆ おすすめの仕事用のデスク
2. チェア
仕事用のチェアは、長い時間を座っても疲れないタイプや、座面がゆったりとしたタイプ、蒸れにくいタイプや、硬めのタイプなど、様々な種類があります。
一般社団法人 日本オフィス家具協会によると、いすは用途によって選ぶのがいいようです。
回転いす | 会議いす | ソファー | |
執務 | ◎ | × | × |
会議 短時間 | 〇 | ◎ | △ |
会議 長時間 | 〇 | 〇 | △ |
休憩 | 〇 | △ | ◎ |
作業用のチェアとしては、高さ調整のある回転いすを選び、会議室用には、お手頃価格のチェアや硬めなチェアを選ぶのが一つです。
◆ 仕事用のチェアの販売サイト
16,000点近いオフィスチェアが販売されており、色や価格、サイズで絞り込んで検索できます。
3. 備品
オフィスに必要なものとして、事務作業で必要な備品も挙げられます。備品を洗い出すとともに、どこに保管するかを検討します。
◆ 備品リスト
- ホッチキス
- セロテープ
- 付箋
- ペン
- 消しゴム
- ハサミ
- カッター
- 修正テープ
- 定規
- A4用紙
- 事務封筒
- 名刺
- ハンドソープ
- アルコールペーパー
- コーヒーカップ
- 小皿
- 食器用スポンジ
- 食器用洗剤
- 割りばし
- 布巾
- やかん
- スリッパ
- 懐中電灯
- 傘立て
- トイレットペーパー
- 消臭スプレー
- トイレ掃除シート
- 電池
- プラスドライバー
- 充電器
- 延長コード
事務所の状況によって、追加、修正してご利用ください。
4. 複合機
オフィスでプリンターあるいは複合機を購入するときには、用途をもとに選びます。印刷のみでいいのか、あるいはスキャナーやコピー、ファックスなどの機能が必要かを検討します。
スキャンやコピーなどをするのであれば、複合機を購入する必要があります。スキャンをすることで書類をPDFファイルに変換してくれたり、パソコンからファックスを送れるタイプもあります。
◆ 複合機各社のサイト
また、複合機を買わずに、レンタルする案もあります。
複合機をレンタルできるサービスです。7日間無料で、トライアルできるので、導入前に複合機の品質をチェックできます。
なお、Faxを購入せずに、インターネットのクラウドサービスでFAXの送受信ができるサービスがあります。別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 個人向けのインターネットFAXおすすめ6選を比較!料金表付き
5. 電話機
オフィス用の電話機には、電話帳を登録できる電話機や、ナンバーディスプレイのある電話機、エントランスの受付用にデザイン性が高い電話機など、多種多様です。
そこで、電話機を選ぶときには、次の4つのポイントをチェックしたいところです。
- 社内に転送する機能は必要か。
- ナンバーディスプレイ機能は必要か。
- 電話帳の登録機能は必要か。
- 留守番機能は必要か。
なお、電話機の選び方、人気の電話機などは、ビジネスフォン用のサイトが便利です。電話機のランキング情報などもあるので、参考にしてみてください。
なお、今流行りのクラウドPBXや光回線については、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ クラウドPBXおすすめ15選を比較!機能、サービス、料金で検証
・ 法人向けインターネット光回線おすすめ6選の比較!料金表付き
6. ホワイトボード
オフィスでの会議に欠かせないアイテムとして、ホワイトボードが挙げられます。
壁に貼れるタイプや、脚付きのタイプ、持ち運びのできるタイプ、ペンやイレーザー置きのあるタイプなど、多種多様です。ホワイトボードを選ぶときには、次のポイントを確認します。
- どこに設置するか。
- どうやって設置するか。(壁に掛ける、壁に貼る、持ち運ぶ)
- サイズはどの程度にするか。
たとえば、壁に貼れるタイプの場合には、スペースなどを使わずに利用できます。
◆ おすすめのホワイトボード
7. キャビネット
オフィス用のキャビネットには、両開きのタイプや、取り出しやすいタイプ、鍵のあるタイプ、大容量のタイプや、限られたスペースでも置けるタイプなど、多種多様です。
なお、オフィス用のキャビネットを選ぶときには、次の3点をチェックします。
- どのようなものを保管するのか。
- 手に取りやすいキャビネットがいいか。あるいは扉や鍵は必要か。
- キャビネットを置くスペースはどの程度あるか。
◆ おすすめのキャビネット
8. パソコン
オフィスでパソコンを使うときには、最低限のスペックが揃っていないと、作業効率が落ちます。そこで、次のようなスペックのパソコンを購入したいところです。
OS | windows10 Home もしくは Pro |
CPU | インテル Core i5 以上 |
メモリ | 8GB 以上 |
HDD・SSD | 100GB HDD もしくは 100GB SSD 以上 |
Officeアプリ | Office Home & Business 2016(ワード、エクセル、パワーポイント) |
なお、SSDはHDDより性能がよく、OSの起動が早くなります。ただし、高価なので、容量と価格を比較しつつ、選びたいところです。
9. スピーカーフォン
テレビ会議やリモートワークでの打ち合わせなどが増えてきました。
Zoomなどを利用したWeb会議では、エコーやハウリング、ノイズなどのトラブルが問題になっています。こうしたトラブルを回避するために、スピーカーフォンが注目されています。
スピーカーフォンは、マイクとスピーカーを使うことで、大人数での通話ができる製品です。選びときには、次の3つのポイントを確認したいところです。
- ノイズのキャンセリング機能があるか。
- ハウリングを防止できるか。
- 収音できる範囲は何メートルがいいか。
◆ おすすめのスピーカーフォン
10. コーヒーメーカー
オフィスにコーヒーメーカーがあると、社内で手軽にコーヒーを飲めて、満足度が高まります。
一杯ずつ入れるタイプと、数名分を一度に入れられるタイプ、清掃がしやすいタイプや、量や濃さを調節できるタイプなどがあります。
◆ おすすめのコーヒーメーカー
11. 観葉植物
オフィスに観葉植物を置くことで、社員のストレスが軽減され、生産性があがったり、空気が加湿されたり、清浄される効果が期待できます。
なお、観葉植物を選ぶときには、次の3つのポイントはチェックします。
- どこに置くか。(会議室、作業場所、棚のうえ)
- サイズはどの程度にするか。
- 日当たりはいいか。
- 水やりや手入れなどはできるか。
◆ おすすめの観葉植物
まとめ
本記事は、オフィスの必需品や便利な設備、グッズなどの備品リストを紹介しました。おさらいをすると、次のようなアイテムがあります。
- デスク
- チェア
- 備品(ホッチキス、セロテープ、A4用紙など)
- 複合機
- 電話機
- ホワイトボード
- キャビネット
- パソコン
- スピーカーフォン
- コーヒーメーカー
- 観葉植物
なお、インターネット回線や、Fax、クラウドPBXなど、オフィスに必要な機器に関する情報をまとめました。
【参考記事】 ・ 法人向けインターネット光回線おすすめ6選の比較!料金表付き
・ 個人向けのインターネットFAXおすすめ6選を比較!料金表付き
・ クラウドPBXおすすめ15選を比較!機能、サービス、料金で検証
・ コワーキングスペースおすすめ19選!エリア、設備、サービス、料金で比較
500mailsのFacebookやTwitterでは小さな会社や個人の販促・運営に便利な記事を配信しています。是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください
Writer/編集者: 松田康