この記事では、画像編集ツール「Photoroom」の使い方を紹介します。
Photoroomは、ワンクリックで背景を削除したり、簡単に画像編集ができるツールです。使い方も簡単で、さくさくと作業を進められます!
本記事では、Photoroomのアカウントの作成方法から、画像編集の手順、無料版でできることや料金プランまでを解説します!
◆ この記事はこんな方におすすめ!
- Photoroomを使ってみたい方
- Photoroomの基本操作を網羅的に知りたい方
1. Photoroom(フォトルーム)とは?
Photoroomは、手軽に背景を削除して画像を加工できるツールです。メリットは3つあります。
◆ メリット1: 背景を削除できる
複雑な切り抜き作業をしなくても、ワンクリックで画像の背景を透明にできます。これにより、商品の画像を簡単に作れます。
◆ メリット2: 誰でも使いやすい
PhotoRoomは、シンプルでわかりやすい画面で、画像編集もしやすいです。初心者でも簡単に使えて、迷わずに加工ができます。
◆ メリット3: 無料で使える
無料プランでも基本的な編集機能が使えるため、コストをかけずに使えます。
それでは、実際に使い方をご紹介します!
2. Photoroomに登録する方法
PhotoRoomを利用するには、まずユーザーの登録が必要となります。Googleアカウントやメールアドレスを使って始められます。
以下の手順に沿って、PhotoRoomの登録方法を確認しましょう。
(手順1) Photoroomの公式サイトにアクセスし、「無料で作成を開始」を選びます。
(手順2)「写真を選択」を選びます。
(手順3) 自分のパソコンから、写真を登録します。
(手順4)「Googleで続行」あるいは「職場のメールで続ける」を選び、ユーザー登録をします。
(手順5) 写真は自動的に背景が削除され、編集画面が表示されます。
3. Photoroomで画像を編集する方法
PhotoRoomに画像をアップロードしたら、編集機能を活用して、画像を作ります。背景の変更やテキストの追加、テンプレートの適用など、用途に応じてカスタマイズできます。
ここでは、PhotoRoomの編集機能を4つご紹介します。
それぞれを詳細に説明します。
3.1 テンプレートを利用する
PhotoRoomには、テンプレートが豊富に用意されており、簡単におしゃれな画像を作れます。レイアウトや色の調整に悩むことなく、統一感のある画像を作れるので初心者にもおすすめです。
それでは、テンプレートの使い方を見ていきましょう!
(手順1) PhotoRoomの編集画面を開き、「テンプレート」メニューを選びます。さまざまなカテゴリのテンプレートが表示されます。
(手順2) 好みのテンプレートを選びます。白地、黒地、透明なテンプレートもあります。
(手順3) さまざまなテンプレートがあります。
(手順4)「新しいテンプレートを適用する」を選びます。
(手順5) テンプレートが適用されました。元の画像はそのままで、背景やレイアウトがテンプレートに合わせて自動調整されます。
ここからさらに、文字の編集やカラーの調整をして、好みのデザインに仕上げます。
3.2 画像の背景を変更する
つぎに、画像の背景を変更することで、より魅力的な写真に仕上げます。背景を変更したり、ぼかしを入れて被写体を際立たせたりすることができます。
PhotoRoomでは、「ぼかし」「フィルター」「テクスチャ」「調節」などの機能を使って、背景を自由にカスタマイズできます。
以下の手順で、背景の変更の仕方を確認してみましょう。
(手順1) 画像を選ぶと、「ぼかし」「フィルター」「テクスチャ」「調節」を選べます。
(手順2) ぼかしの効果やぼけ味を選べます。
(手順3) また、画像をレイヤーでわけて、それぞれを表示、非表示が設定できます。
3.3 文字を挿入する
画像に文字を入れることで、より分かりやすく、印象的なデザインを作れます。
SNS投稿やバナー広告でキャッチコピーを入れたいときや、商品画像に価格やセールを追加したいときに便利です。
それでは、画像にテキストを挿入する手順を見ていきましょう!
(手順1) 画像に文字を入力するときには、「テキストを追加」を選びます。
(手順2) 文字の色を変えることもできます。
(手順3) 文字の大きさを変更できます。見出しは大きく、説明文は小さくできます。
(手順4) フォントの種類を変えることもできます。
3.4 クリップアートを挿入する
クリップアートを追加することで、画像を魅力的に装飾できます。アイコンやイラスト、装飾デザインを組み合わせることで、プロのような仕上がりにできます。
それでは、クリップアートの挿入方法を見ていきましょう。
(手順1) クリップアートを挿入するときは、「挿入」を選びます。
(手順2) 好みの画像を選びます。無料のものから、有料版(Pro)の素材まで選べます。
(手順3) クリップアートを追加すると、自由に移動やサイズを変更できます。画像のバランスを見ながら、拡大・縮小・回転などの調整を行います。
(手順4) 挿入したクリップアートを小さくしてみます。
(手順5) クリップアートに文字を挿入してみます。
4. 画像を保存する
Photoroomで編集した画像を保存することで、SNSでの投稿や、ネットショップの商品画像に活用できます。保存形式やサイズを選ぶことで、用途に応じた画像を作れます。
PhotoRoomでは、無料版と有料版(Pro)で保存できる形式や解像度が異なるため、必要に応じて最適な方法を選びましょう。
それでは、画像の保存手順を解説していきます。
(手順1)Photoroomで作成した画像を保存するときには、右上の赤枠箇所を選びます。
(手順2)ファイル名を入力し、エクスポートの品質(無料)を選びます。
(手順3) 自分のパソコンにファイルがダウンロードされます。(720×550ピクセル)
5. 料金プラン
PhotoRoomには、無料版と有料版(Pro)の2つのプランがあります。無料版でも基本的な編集機能を使えます。
プラン | 無料プラン | 有料プラン(Pro) |
月額費用 | 無料 | 1,500円 |
画像編集 | ◯ | ◯ |
保存できる画像の大きさ | 低解像度 720×550ピクセル |
高解像度 1512×1512ピクセル |
複数画像の一括処理 | × | ◯ |
無料版でも十分使えますが、高画質の画像を保存したい場合には、有料プランがおすすめです。
5. 他の画像編集アプリとの比較
Photoroomは背景の透過や背景の変更に特化したアプリです。そのため、他の画像編集ツールと比べると、機能は限られています。
ただ、背景を除去する機能と使いやすさでは、ほかのツールより優れていると思います。私がよく使っている下の3つのツールで、比較をしてみました。
◆ 画像編集ツールとの違い
特徴 | PhotoRoom | Canva | Illustrator |
---|---|---|---|
背景の除去 | ◯ | △ (手動での作業が必要) |
△ (手動での作業が必要) |
使いやすさ | ◯ (初心者向け) |
◯ (初心者向け) |
△ (難易度が高い) |
テンプレートの数 | △ (少ない) |
◯ (数千種類) |
△ (少ない) |
共同編集 | × | ◯ | ◯ |
料金 | 無料~ | 無料~ | 月額3280円~ |
6. よくある質問(FAQ)
Photoroomに関するよくある質問と回答をご紹介します。
A: はい、無料版でも背景削除や画像編集はできます。ただし、無料版では以下の制限があります。
- 保存できる画像が低解像度である
- 複数の画像を一括処理できない
A: PhotoRoomはフランスの企業が開発したアプリです。世界中のユーザーに利用されており、日本語にも対応しているため、安心して使用できます。
出典: PR TIMES AI画像編集サービスのPhotoroomがシリーズBラウンドで4,300万ドル(約64億円)を調達、次世代のAI画像編集機能を新たにリリース
A: はい、PhotoRoomでは簡単に文字を追加できます。
- 「テキストを追加」ボタンを選びます。
- 好きなフォント・色・サイズを設定します。
- 位置を調整してデザインが完成します。詳細は、文字を挿入するをご覧ください
まとめ
本記事では、Photoroomの使い方をご紹介しました。おさらいをすると、Photoroomを使うには、次の手順で作業をします。
- ユーザー登録をする(画像も登録する)
- テンプレートを利用する
- 画像の背景を編集する
- 文字を挿入する
- クリップアートを挿入する
- 画像を保存する
なお、無料でも使えますので、ぜひ挑戦してみてください。
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Writer/編集者: 松田康