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エアペイとペイペイを比較!選ぶ前に知りたい10の違い


エアペイとペイペイ、似たような決済サービスに見えますが、選び方を間違えるとコストや使い勝手で損をします。

クレジットカード決済対応の有無、手数料必要な機器入金サイクルなど、10項目で大きな違いがあるため、目的によっておすすめが変わります。

本記事は、エアペイ(AirPAY)とペイペイ(PayPay)を10項目で比較し、その違いと選び方をご紹介します。

エアペイとペイペイの比較

 

この記事の結論
クレジットカード・電子マネー・QRコードまで1台で受けたいならエアペイ(81種類対応)、QRコード中心で手数料を抑えたいならペイペイ(PayPayマイストア ライトプラン加入で1.60%)が最適解です。両方のいいとこ取りもでき、エアペイのQRコード決済機能でPayPay決済も受け付けられます。

 

1. エアペイ・ペイペイ選びでよくある3つの失敗

導入後に「想定と違った」とならないよう、事前に注意点を押さえておきましょう。

 

1.1 手数料の安さだけで選んでクレジット決済を取りこぼす

「決済手数料1.60%だからペイペイにしよう」と決めると、いざ導入したあとに店舗としてクレジットカードや電子マネー(Suica・iD等)を直接受け付けられないことが分かります。標準のペイペイ加盟店契約はQRコード決済(ペイペイ・Alipay)のみです。

クレジットカード・電子マネーも店頭で直接受けたい場合は、ペイペイのPayCAS Mobile(マルチ決済端末)を別途導入するか、最初からエアペイ(81種類対応)を選ぶ方が無駄がありません。

 

1.2 Android端末しか持っていないのにエアペイを契約してしまう

エアペイはiPhone・iPadのみ対応で、Android端末では使えません。Androidしか持っていないお店が「人気だから」とエアペイを選ぶと、新しくiPadを購入する追加コストが発生します。

Android端末で運用したい場合は、ペイペイ(標準)か、ペイペイのPayCAS Mobileを選ぶのが現実的です。

 

1.3 入金サイクルを確認せず資金繰りに困る

エアペイは月6回または月3回の振込、ペイペイは月1回(月末締め最短翌日入金)が標準で、早期振込サービスを使うと別途手数料が発生します。「日次の現金管理がきつい」小規模店舗が月3回入金や月1回振込のサービスだけで運用すると、資金繰りが苦しくなります。

キャッシュフロー重視ならペイペイの早期振込サービス(0.38%+振込手数料)、月単位の管理で問題なければエアペイ、と用途で使い分けるのが大切です。

 

2. エアペイとペイペイを比較する10のポイント

エアペイとペイペイの比較ポイント10項目

エアペイ(AirPAY)とペイペイ(PayPay)を比較したところ、次の10の違いがありました。

  1.  決済方法
  2.  利用できる端末
  3.  必要な機器
  4.  導入費用
  5.  決済手数料
  6.  振込手数料
  7.  入金サイクル
  8.  サポート
  9.  支払いのスピード
  10.  身分証明書の提示

それぞれを詳細にご紹介します(情報は2026年4月時点)。

 

2.1 決済方法

エアペイとペイペイの決済方法比較

【結論】

  • エアペイ: 〇 (クレジット・電子マネー・QRコードなど81種類に対応)
  • ペイペイ: △ (標準はペイペイ・Alipayのみ。PayCAS Mobile導入で電子マネー・クレジットカードに対応)

エアペイは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など81種類のキャッシュレス決済に対応しています(Smart Code™・Alipay+・PayPay傘下のQRコード決済を含む)。

エアペイの決済方法一覧

◆ エアペイの決済方法

決済の種類 決済サービス
クレジットカード VISA、Mastercard、アメックス、JCB、Diners Club、DISCOVER、UnionPay(銀聯)
電子マネー PASMO、Suica、manaca、tolca、ICOCA、Apple Pay、iD、QUICPay
QRコード決済(エアペイQR PayPay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、LINE Pay、COIN+、Alipay、WeChat Pay ほか

エアペイの決済サービスを見る

エアペイはポイント利用としてTポイント・Ponta・WAONPOINTにも対応。エアペイQRでペイペイ決済も受け付けられるため、エアペイを導入すればペイペイ決済もカバーできます。

一方、ペイペイは標準ではクレジットカード決済を直接は受け付けられず、QRコード決済のペイペイとAlipayのみ対応します。ただし、お客様側がPayPayアプリにクレジットカードを登録していれば、結果的にクレジットカード経由のPayPay決済を受けられます。

◆ ペイペイの決済方法

決済の種類 決済サービス
QRコード決済(標準プラン) ペイペイ、Alipay
PayCAS Mobile導入時 クレジットカード・電子マネー・各種QRコード

ペイペイの決済サービスを見る

ペイペイの決済タイプ

店舗側でクレジットカード・電子マネー・QRコード決済を直接受けたい場合は、PayCAS Mobileを導入する必要があります。

PayCAS Mobileの端末

PayCAS Mobileはキャンペーン期間中で端末費用無料・月額1,980円〜で利用できます(最新の料金は公式サイトでご確認ください)。

PayCAS Mobile

 

2.2 利用できる端末

エアペイとペイペイの対応端末比較

【結論】

  • エアペイ: △ (iPhone、iPadのみ)
  • ペイペイ: 〇 (iPhone、iPad、Android端末)

エアペイはiPhone・iPadのみ対応で、Android端末には対応していません。手持ちにiPhone/iPadがない場合は購入が必要です。

一方、ペイペイはiPhone・iPad・Android端末のいずれにも対応しています。

 

2.3 必要な機器

エアペイとペイペイで必要な機器

【結論】

  • エアペイ: △ (iPad/iPhoneとカードリーダーが必要)
  • ペイペイ: 〇 (iPhone・iPad・Android端末のいずれか)

エアペイ導入には、iPad/iPhoneとカードリーダーが必要です。

エアペイのカードリーダー端末

iPad/iPhoneとカードリーダーはBluetoothで簡単に接続できます。

エアペイの決済端末を見る

一方、ペイペイは、iPhone・iPad・Android端末のいずれかがあれば、他の機器を購入することなく導入できます。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済にも対応する場合はPayCAS Mobileを導入する必要があります。

ペイペイのPayCAS Mobile端末

ペイペイの決済端末を見る

 

2.4 導入費用

エアペイとペイペイの導入費用

【結論】

  • エアペイ: 〇 (無料/キャンペーン期間中)
  • ペイペイ: 〇 (無料)

エアペイのカードリーダーは「0円スタートキャンペーン」で無料導入できます。

エアペイの0円スタートキャンペーン

エアペイの料金体系を見る

ペイペイもQRコード決済タイプは無料で導入できます。PayCAS Mobile導入時もキャンペーン期間中で端末費用無料から始められます。

ペイペイの導入費用

ペイペイの料金体系を見る

 

2.5 決済手数料

エアペイとペイペイの決済手数料比較

【結論】

  • エアペイ: △ (クレジット3.24%/電子マネー3.24%/QR 3.24%。中小事業者向け決済手数料ディスカウントプログラムで2.48%〜)
  • ペイペイ: 〇 (標準1.98%/PayPayマイストア ライトプラン加入で1.60%)

エアペイは決済方法によらず3.24%が基本ですが、2024年12月開始の「決済手数料ディスカウントプログラム」で中小事業者は2.48%〜の手数料に抑えられます。COIN+のみ1.08%です。

決済の種類 サービス 手数料
クレジットカード VISA、Mastercard、アメックス、JCB、Diners、DISCOVER、UnionPay 3.24%(割引適用で2.48%〜)
電子マネー PASMO、Suica、manaca、tolca、ICOCA、iD、QUICPay 3.24%
QRコード決済(COIN+) COIN+ 1.08%
QRコード決済(その他) PayPay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、LINE Pay、Alipay、WeChat Pay ほか 3.24%

エアペイの決済手数料を見る

一方、ペイペイの決済手数料は1.98%PayPayマイストア ライトプラン(月額1,980円/店舗)に加入すると、決済手数料は1.60%に下がります。新規申込なら最大2か月間の月額利用料が無料になるトライアルキャンペーンもあります。

プラン 月額利用料 決済手数料
標準プラン 無料 1.98%
PayPayマイストア ライトプラン 1,980円/店舗 1.60%

決済手数料を抑えたい場合は、ペイペイのほうがエアペイより魅力的です。月の決済額が大きいほど、PayPayマイストア ライトプランの月額1,980円は早く回収できます。

ペイペイの決済手数料を見る

 

2.6 振込手数料

エアペイとペイペイの振込手数料比較

【結論】

  • エアペイ: 〇 (無料)
  • ペイペイ: 〇 (月1回振込は全銀行で無料/早期振込サービスは0.38%+20円〜200円)

エアペイは振込手数料が全銀行で無料です。ただしゆうちょ銀行は使えない点に注意。

一方、ペイペイは月1回(月末締め最短翌日入金)の通常振込は全銀行で無料です。売上金を早く受け取りたい場合は早期振込サービスを利用でき、その際は0.38%+振込手数料20円(PayPay銀行)または200円(その他金融機関)が発生します。

なお、ジャパンネット銀行は2021年にPayPay銀行へ名称変更されています。PayPay銀行を利用すると、早期振込サービスでも振込手数料が他行より優遇されます。

 

2.7 入金サイクル

【結論】

  • エアペイ: △ (月6回または月3回
  • ペイペイ: 〇 (月1回の通常振込/早期振込サービスで翌日〜翌々営業日

クレジットカード決済など一般的な決済手段は、入金タイミングが月1〜2回です。エアペイは振込回数が月6回または月3回と多めで便利です。

エアペイの振込スケジュール

(出典) エアペイの振り込みのスケジュール

一方、ペイペイは標準では月1回(月末締め最短翌日入金)ですが、早期振込サービスを使えば最短翌々営業日(PayPay銀行は翌営業日)に振り込まれます。短期間で入金されるため、キャッシュフローを重視する方に向いています。

 

2.8 サポート体制

【結論】

  • エアペイ: △ (年中無休/問合せ時間9:30〜23:00
  • ペイペイ: 〇 (年中無休/24時間対応

エアペイは電話・Webフォーム・チャットで問合せ可能。電話は9:30〜23:00、年中無休で対応。

一方、ペイペイは年中無休・24時間対応で問合せできます。深夜営業の店舗はペイペイのほうが助かります。日中営業の大半の店舗にとっては、サポート時間の差はほぼ気になりません。

 

2.9 支払いのスピード

【結論】

  • エアペイ: 〇 (電子マネー対応で決済が速い
  • ペイペイ: △ (QRスキャン+金額入力で決済が遅い

エアペイはクレジットカード・電子マネー・QRコード決済と多様な決済方法に対応。レジ混雑時でも電子マネーなどの決済スピードは速いです。

一方、ペイペイはお客様がQRコードを読み取り、金額を入力してから会計が完了する流れのため、決済に時間がかかります。

ペイペイの決済フロー

【出典: PayPayホームページ

 

2.10 身分証明書の提示

【結論】

  • エアペイ: 〇 (提示は不要)
  • ペイペイ: 〇 (提示は不要/セキュリティ対策済み)

エアペイは決済時の身分証明書提示は不要です。ただし決済方法ごとに上限額が決まっています。

決済方法 上限額
クレジットカード カード会社による
交通系電子マネー 2万円
iD 3万円
QUICPay 2万円

【出典: 決済金額の上限、他決済方法との併用

ペイペイはセキュリティ対策がされているため、現在は身分証明書の提示は不要です。

 

3. エアペイとペイペイの比較表

10項目の違いを一覧でまとめました(2026年4月時点)。

項目 エアペイ(AirPAY) ペイペイ(PayPay)
決済方法 〇 クレジット・電子マネー・QR(81種類) △ ペイペイ・Alipayのみ(PayCAS Mobileで全方式対応)
利用できる端末 △ iPhone・iPad 〇 iPhone・iPad・Android
必要な機器 △ 端末+カードリーダー 〇 端末のみ
導入費用 〇 無料(キャンペーン中) 〇 無料
決済手数料 △ 3.24%(割引で2.48%〜/COIN+ 1.08%) 〇 1.98%(ライトプランで1.60%)
振込手数料 〇 無料 〇 月1回振込は無料/早期振込は0.38%+20〜200円
入金サイクル △ 月6回または月3回 〇 月1回/早期振込で翌日〜翌々営業日
サポート △ 9:30-23:00 〇 24時間対応
支払いスピード 〇 速い × 遅い
身分証明書 〇 不要 〇 不要
公式 エアペイ ペイペイ

 

4. エアペイ・ペイペイのキャンペーン情報

エアペイ・ペイペイのキャンペーンや詳細情報をまとめました。

◆ エアペイ(AirPAY)

エアペイの0円スタートキャンペーン

0円スタートキャンペーンを実施しています。リーダー台が0円になります。中小事業者向けの決済手数料ディスカウントプログラムもチェックしてください。

エアペイ

◆ エアペイのアプリのインストール

エアペイアプリのアイコン

エアペイ

◆ ペイペイ(PayPay)

ペイペイ加盟店向けトップ

初期導入費・決済手数料・入金手数料が0円のキャンペーンを実施。さらにPayPayマイストア ライトプラン新規申込で最大2か月間月額無料のトライアルキャンペーンも展開中です。

ペイペイ

◆ PayPay(iOS)のインストール

iOS版PayPayのアイコン

PayPay(iOS)

◆ PayPay(Android)のインストール

Android版PayPayのアイコン

PayPay(Android)

 

5. 申し込み方法

エアペイ・ペイペイの申し込み方法をご紹介します。

◆ エアペイ

エアペイのトップページ

エアペイのトップページの「申込む」ボタンを押してください。

エアペイ

◆ ペイペイ

ペイペイ加盟店向けトップ画面

PayPayの加盟店向けページから「無料でお店に導入する」をクリックします。

ペイペイ(加盟店向け)

 

6. よくある質問と回答

エアペイとペイペイに関するよくある質問と回答をご紹介します。

 

Q1 エアペイとペイペイは併用できる?

併用可能です。実はエアペイのQRコード決済(エアペイQR)でペイペイ決済も受け付けられるので、エアペイ1つでクレジット・電子マネー・ペイペイをカバーできます。さらに手数料1.60%(PayPayマイストア ライトプラン加入時)でペイペイを受けたいなら、ペイペイの加盟店契約も追加で結ぶ運用が一般的です。

 

Q2 PayPayマイストア ライトプランは入った方が得?

月額1,980円で決済手数料が1.98%→1.60%に下がります。月の決済額が約52万円を超えると、手数料の差額(0.38%)が月額利用料を上回ります。月の決済額50万円以上の店舗はライトプラン加入の方がトータルで得です。新規申込で最大2か月間月額無料のトライアルもあるので、まずはトライアルで試すのが安全です。

 

Q3 個人事業主でも導入できる?

どちらも個人事業主・フリーランスでも導入可能です。エアペイは審査時に開業届や本人確認書類が必要、ペイペイは比較的シンプルな申請で導入できます。屋号での銀行口座があるとスムーズに進みやすいです。

 

Q4 審査にかかる期間は?

エアペイは申し込みから利用開始まで2〜4週間程度が目安です。ペイペイは標準のQRコード決済なら最短即日〜数日で導入できます。急いでいる場合はペイペイのほうが早く始められます。

 

Q5 迷ったらどっちを選べばいい?

クレジットカード・電子マネー・QR決済まで幅広く受けたいならエアペイ(81種類対応)、QR決済中心で手数料を抑えたいならペイペイ(マイストア ライトプランで1.60%)です。Android端末しか持っていない場合はペイペイ一択。両方のいいとこ取りなら、エアペイ+ペイペイ加盟店の併用が最強です。

 

Q6 レジアプリも一緒に導入したい場合は?

エアペイと同じリクルートが提供するエアレジがおすすめです。無料でPOSレジを導入でき、エアペイとシームレスに連携します。詳しくはエアレジの公式ページをご覧ください。

 

 

7. まとめ

本記事は、エアペイ(AirPAY)とペイペイ(PayPay)を10項目で比較しご紹介しました。求める内容によって、選ぶべきサービスが変わります。

求める内容 おすすめのサービス
クレジットカード決済電子マネーにも対応したい エアペイ
Android端末で利用したい ペイペイ
手数料を安くしたい ペイペイ(ライトプラン1.60%)
早期入金を受けたい ペイペイ(早期振込サービス)
支払いスピードを重視したい エアペイ

 

決済サービスだけでなく、レジを導入したい場合には、エアレジというアプリがあります。

エアレジのトップ画面

エアペイと同じリクルートが提供するアプリで、無料でPOSレジを導入できます。

エアレジ

【参考記事】 エアレジの使い勝手と評判!使い方や手数料など、メリットとデメリットを紹介

なお、エアペイ・ペイペイ以外の他の決済サービスに関する情報は別記事でまとめています。

【参考記事】

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著者プロフィール
松田 康|ITツールを実際に使って検証するコンサルタント
ITツールやAIサービスを、初心者目線でわかりやすく解説することをモットーに活動中。
小規模事業者やフリーランスの方々に向けて、ExcelテンプレートやITツールの活用方法など、実践的な情報を発信しています。

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