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STORES決済(旧Coiney)とスクエアを比較!8つの違い


STORES決済とスクエアを比較した場合、どんな違いがあるのでしょうか。

ともに人気の決済サービスですが、使える機能決済方法、導入費用や手数料、入金日までの期間に違いがあります。また、連携できるアプリやサポート体制にも違いがあります。

そこで、STORES決済とスクエアを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。

本記事は、STORES決済とスクエアを比較し、その違いをご紹介します。

 

1. STORES決済とスクエアを比較するポイント

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STORES決済とスクエアを比較した結果、8つの点で違いがありました。

  1.  決済方法
  2.  初期費用
  3.  手数料
  4.  レジ機能
  5.  端末
  6.  入金サイクル
  7.  連携できるシステム
  8.  サポート

それぞれの違いをご紹介します。

 

1.1 決済方法

【結論】

  •  STORES決済: 〇 (クレジットカード決済、電子マネー、QRコード決済に対応)
  •  スクエア: 〇(クレジットカード決済と電子マネー、QRコード決済に対応)

【比較内容】

STORES決済はクレジットカード決済電子マネーQRコード決済に対応しています。

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STORES決済の決済手段を確認する

各決済方法で利用できるサービスを一覧にしました。

決済方法 利用できるサービス
クレジットカード決済 VISA、マスター、セゾン、アメックス、JCB、Diners Club、Discover
電子マネー Suica、PASMO、ICOCAなど
QRコード決済 WeChatPay

特に、WeChatPayに対応することで、訪日観光客にアピールできます。

一方、スクエアはクレジットカード決済電子マネーに対応しています。電子マネーは、Suica、PASMOなどの交通系電子マネーのほかに、iD、QUICPay、Apple Payにも対応しています。

なお、QRコード決済として、PayPayに対応しています。⇒ PayPayに​加え、​​ 楽天ペイ、​​d払い®、​​au PAY、​​メルペイ、​​WeChat Payと​​Alipay+に対応しました。(2024年10月16日時点)

決済方法 利用できるサービス
クレジットカード決済 VISA、マスター、アメックス、JCB、Diners Club、Discover
電子マネー Suica、PASMO、ICOCA、iD、QUICPay、Apple Pay
QRコード決済 PayPay、​​ 楽天ペイ、​​d払い、​​au PAY、​​メルペイ、​​WeChat Pay、​​Alipay+

スクエアの決済方法を確認する

口コミを調べていたところ、Twitterにコメントがありましたので、ご紹介します。

 

1.2  初期費用

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【結論】

  •  STORES決済: △ (リーダー代が19,800円発生する。但し、キャンペーンにより実質無料で始められる)
  •  スクエア: △ (リーダー代7,980円が発生する。但し、キャンペーンにより無料)

【比較内容】

前章で説明した通り、STORES決済は、3つの利用方法があります。

◆ クレジットカード決済

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◆ 電子マネー

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◆ QRコード決済

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STORES決済は端末代として、19,800円が必要となります。ただし、キャンペーン期間中は実質無料となります。

STORES決済の決済方法、必要な機器、初期費用を確認する 

一方、スクエアは、Square Readerというリーダー7,980円)が必要となります。

スクエアのリーダー代を確認する ( ハードウェア を選んでください)

 

1.3 手数料

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【結論】

  •  STORES決済: △ (3.24%~3.74%である。振込手数料が200円)
  •  スクエア: 〇 (3.25%~3.95%である。振込手数料が無料)

【比較内容】

STORES決済は、クレジットカード決済、電子マネー、WeChatPayで決済できます。それぞれの手数料は、3.24%~3.74%です。

決済手段 手数料
VISA、マスター、セゾン、アメックス 3.24%
JCB、Diners、Discover 3.74%
電子マネー 3.24%

STORES決済の決済手数料を確認する

なお、STORES決済は銀行の振込手数料(10万円以下の場合、200円 10万円以上の場合 無料)が発生します。

一方、スクエアはクレジットカード決済が利用でき、手数料は3.25%です。(ただし、JCBは3.95%)また、振込手数料は常に無料です。

決済手段 手数料
VISA、マスター、アメックス、Diners Club、Discover 3.25%
JCB 3.95%
Suica、PASMO、ICOCA 3.25%
iD、QUICPay 3.75%

スクエアの決済手数料を確認する

 

1.4 レジ機能

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【結論】

  •  STORES決済: × (レジ機能はない)
  •  スクエア: 〇 (レジ機能がある

【比較内容】

STORES決済は決済機能はありますが、POSレジ機能はありません。そのため、レジを導入したい場合には、他のレジアプリを購入する必要があります。

一方、スクエアは、決済機能だけでなく、POSレジ機能を持っています。

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具体的には、次の5つの機能を持ちます。

  •  現金の受付・レジ
  •  顧客データの管理
  •  売上の分析
  •  商品・在庫の管理
  •  従業員の勤怠管理

スクエアのレジアプリの機能を確認する (便利な機能 ⇒ POSレジ で確認できます)

200万近い事業者で利用されており、十分な実績のあるレジアプリとなっています。レジ機能については、別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ エアレジとスクエアを比較!選ぶ前に知りたい5つの違い

 

1.5 端末

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【結論】

  •  STORES決済: 〇 (iPhone、iPad、Android端末で利用できる)
  •  スクエア: 〇 (iPhone、iPad、Android端末で利用できる)

【比較内容】

STORES決済は、iPhone、iPad、Android端末で利用できます。ただし、Android端末は電子マネーは対応できません

また、スクエアもiPhone、iPad、Android端末で利用できます。

 

1.6 入金サイクル

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【結論】

  •  STORES決済: △ (10営業日以上が必要)
  •  スクエア: 〇 (最短で翌営業日に入金)

【比較内容】

STORES決済は、手動で入金依頼をする方法と、自動で入金してもらう方法があります。

手動入金の場合は、月に6回で入金できます。なお、売上日から入金日までは10営業日以上が必要となります。

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また、自動入金してもらう場合には、月に1回(月末締めの翌月20日)に入金してもらえます。

STORES決済の入金サイクルを確認する

一方、スクエアは、最短で翌営業日に入金してもらえます。

スクエアの入金サイクルを確認する 

 

1.7 連携できるシステム

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【結論】

  •  STORES決済: 〇  (11種類のシステムと連携できる)
  •  スクエア: 〇  (12種類のシステムと連携できる)

【比較内容】

STORES決済は連携できるシステムが11種類あります。美容室やサロン向け、飲食店向けのレジアプリなどに使えます。

一方、スクエアは、連携できるシステムが12種類あります。レジアプリと連携できたり、商品の仕入れサイト、フォーム作成ツールやメルマガ配信ツールとも連携できます。

種類 アプリ名 STORES決済 スクエア
POSシステム スマレジ
  ポスタス  
  Maido POS
  Orange Operation  
  pos cube
  Loyverse POS  
  Nexpo  
  ユビレジ  
  Airレジ  
  TenpoVisor  
会計ソフト freee
商品管理 MFクラウド
  SuperDelivery  
フォーム作成 COREC  
レポート wufoo  
メルマガ Mailchimp  

STORES決済の連係アプリを確認する

スクエアの連係アプリを確認する (便利な機能 ⇒ 連携サービス を選んでください)

 

1.8 サポート体制

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【結論】

  •  STORES決済: △ (平日に電話、メールでサポートを受けられる)
  •  スクエア: 〇 (平日、土日に、電話、メールでサポートを受けられる)

【比較内容】

STORES決済は、電話、メールで平日の10時~18時にサポートを受けられます。但し、土日はサポートを受付けていません。

一方、スクエアは、平日と土日に、電話、メールでサポートを受けられます。

  STORES決済(コイニー) スクエア
サポートの方法 電話、メール 電話、メール
サポートの日時 平日
10:00~18:00
平日、土日
10:00~18:00
(年末年始・臨時休業日除く)

STORES決済のサポート窓口を確認する 

スクエアのサポート窓口を確認する

 

2. STORES決済とスクエアの比較表

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最後に、STORES決済とスクエアの機能を比較表にまとめました。比較表を照らし合わせながら、どちらがいいかをご判断ください。

  STORES決済 スクエア
決済方法
(カード決済、電子マネーWeChatPay

(カード決済、電子マネー、なお、iDQUICPayApple Payにも対応)
初期費用
(19,800円が必要。実質無料となる)

(リーダー代7,980円。無料の場合あり)
手数料
(3.24%~3.74%。振込手数料が200円

(3.25%~3.75%。振込手数料が無料
レジ機能 ×
(別途、他のレジアプリが必要)

レジ機能を持つ)
利用端末
(iPhone、iPad、Android端末)

(iPhone、iPad、Android端末)
入金サイクル
(10営業日以上が必要)

(最短で翌営業日に入金)
連携できるシステム
(11システムと連携)

(12システムと連携)
サポート
(電話、メール可。平日のみ)

(電話、メール可。平日・土日

STORES決済の詳細を確認する

スクエアの詳細を確認する

 

まとめ

本記事は、STORES決済とスクエアを比較し、その違いをご紹介しました。

おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのサービスが変わります。

求める内容 おすすめのサービス
WeChatPayにも対応したい STORES決済
初期費用を安くしたい STORES決済
レジアプリも導入したい スクエア
振込金額が10万円未満で、振込手数料を抑えたい スクエア
入金サイクルは早いほうがいい スクエア
土日にもサポートしてほしい スクエア

なお、スマホ決済の導入やタブレットによるPOSレジなどについては、別記事でまとめています。

【参考記事】・ STORES決済(コイニー)とエアペイを比較!
      ・ AirPAY(エアペイ)とSquareを比較!電子マネー、入金サイクル、手数料
      ・ 楽天ペイとAirペイを比較!選ぶ前に知りたい7つの違い
      ・ スマレジとエアレジを比較!機能、手数料、使い方で比べる

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Writer/編集者: 松田康


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