ホームページを自分で作成するには、どのような方法があるのでしょうか。
ホームページ作成ツールには沢山のテンプレートがあります。気に入ったデザインのテンプレートを選び、写真や文字をドラッグ&ドロップで直すことで、お洒落なホームページを作れます。
ホームページ作成ツールのなかには無料で利用できるツールもあります。そこで、その活用方法、注意点をまとめました。
本記事では、ホームページを自分で作成する方法をご紹介します。
1. ホームページを自分で作成する方法(Jimdo、Wix、グーペ)
ホームページを自分で作成できるツールが便利です。HTMLなどの知識がなくても、ブログの感覚で初心者でも簡単に作れます。おすすめのホームページ作成サービスは3つあります。
- Jimdo
- Wix
- グーペ
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 Jimdo
Jimdoは、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営するホームページ作成サービスです。
日本国内で120万ちかいWebサイトがJimdoで作られています。(2017年1月現在)
文言や写真を入れ替えたりすることで、特別な知識がなくてもホームページを自分で作成できます。無料で作れますので、ぜひお試しください。
【参考記事】 ・ JimdoとWordPressを比較!選ぶ前に知りたい5つの違い
1.2 Wix
世界190か国で、9,000万人以上が利用するホームページ作成サービスです。無料版と有料版があり、有料版は独自ドメインの設定や広告を非表示にすることができ、サポートが受けられます。
まずは無料版で作れますので、使い勝手をご確認ください。
【参考記事】 ・ WixとWordPressを比較!選ぶ前に知りたい5つの違い
2.3 グーペ
グーペは、GMOペパボ株式会社が運営しているホームページ作成サービスであり、カフェ、サロン、レストラン、保育園、マッサージなど様々な業種で50,000人以上の方が使っています。
Jimdo、Wixと異なり、無料版はなく、通常プランとDXプランの2種類が用意されています。料金は、通常プランの場合、月額費用1,000円、DXプランの場合、月額費用1,500円から使えます。
15日間のお試し期間があるので、ぜひお試しください。
前述したWix、Jimdoとグーペの機能や料金などの違いを、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ グーペとWixを比較!選ぶ前に知りたい5つの違い【2018年度】
・ グーペとJimdoを比較!選ぶ前に知りたい7つの違い【2018年】
2. ホームページのコンテンツ作りのコツ
自分でホームページを作るときのコツをご紹介します。ホームページを自作するときのコツは、お客様目線で作ることです。
次のような手順でお客様の気持ちを分析します。
- ホームページを通じてお客様にしてもらいたいことを考えます(ゴールを決めます)
- お客様の状況を分析します(お客様はどんな人で、何を知りたがっているのか分析します)
- どんな順番に、何を伝えるかを考えます。そのときにお客様の想定される反応を考えます。
次のような体裁でメモ書きをして、ホームページのコンテンツを作ってみましょう
◆ シナリオ (ラフ案)
- ホームページのゴール(例):お客様は、〇〇を理解し、〇〇を購入したいと思っている
- 今の読者の状態(例): お客様は、〇〇に興味があるが、〇〇に関する知識がない
No | テーマ | 伝える情報 | お客様の想定される反応 |
1 | 自己紹介 | お店のコンセプト | 面白そうなお店だ。どんなことをしてくれるのか。 |
2 | 問題提起 | よくある悩み | こういう悩みを持っている。どうしたらいいか。 |
3 | 解決案の提示 | 解決案・商品 | いい解決策だ。ところで、料金はいくらか。 |
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
上のような表を、メモ書きでいいので書いてみて、それからホームページのコンテンツを作ってみてください。お客様にわかりやすいホームページを作成できます。
3. 作ったホームページを改善する方法
ホームページは一回作って出来上がりということはありません。お客様の視点にたって、次のような視点でチェックして、改善していきます。
ポイントは3点あります。
- (ホームページに)アクセスするパターンを洗いだします
- (ホームページに)掲載すべきコンテンツを洗い出します
- (参考) 写真をブラッシュアップします
3.1 (ホームページに)アクセスするパターン
ホームページを作成しても、お客様がアクセスしてくれないと意味がありません。次の2つの視点でアクセスの仕方を分析してみます。
- どのような方法でホームページにアクセスしてくるでしょうか。(例 検索エンジン、チラシ、口コミサイト、SNS)
- どのようなタイミングにホームページにアクセスするでしょうか。(例 通勤中、休日、家事の合間、食後、仕事の合間)
そのうえで、ホームページにアクセスする前に、どのような仕掛けが必要かを考えます。例えば、Googleなどの検索エンジンの上位に表示されることが重要なのか、あるいはチラシ見てもらうことが有効なのか、SNSを使って宣伝をするほうがインパクトがあるのかを考えてみます。
3.2 ホームページに掲載すべき情報
つぎに、ホームページにアクセスする前に、お客様の気持ちになって「どんな情報が掲載されていたらいいか」を想像してみます。
そして、トップページにその情報が掲載されているかをチェックします。
例えば、ホームページを作る場合、制作者の気持ちがそのまま反映されて、会社情報や代表のメッセージなどをTOPページに載せがちです。しかし、お客様にとって不要と判断できれば、そういった情報は別のページに移動させます。
さらに、お客様は直感的にホームページを判断しますので、視覚的な要素も重視します。写真や画像、色味、書体の大きさ、フォントは妥当かなどをチェックします。
3.3 (参考) 写真のブラッシュアップの仕方
最近は、デジタルカメラの品質も向上し、素人でもそれなりの写真を撮ることができるようになりました。 そのため、写真は自分で撮る方も増えています。
しかし、写真に関しては、自分で撮影した写真ではなく、プロのカメラマンにお願いすることをおすすめします。写真の構図や色味などは素人が扱える内容ではなく、また画像はお客様の第一印象に大きな影響を与えます。
なお、抽象的なイメージ画像やモデルの画像などはストックフォトサービスを利用し、具体的な商品やお店の写真はプロに撮影を依頼します。
◆ PhotoAC
無料で写真をダウンロードし、利用できます。総会員数は270万人を超え、高品質の写真が無料で利用できます。人物やビジネス、インテリアや小物などのジャンルの写真が利用できます。
◆ ストックフォトサイト PIXTA
pixtaはピクスタ株式会社が運営する写真・イラストなどを販売する国内最大級のサイトです。
写真やイラスト、動画の素材を2017年1月現在、1,400万点以上販売しています。期間限定の無料素材もあるので、ご活用ください。
4.集客がうまくいかないとき
ホームページを作成しても集客がうまくいかない場合もあります。そのときの対策は3つあります。
- コンテンツを増やす
お客さまの声やよくある問合せ、セールやキャンペーン情報、イベント情報などを追加して賑わい感を演出してみます。 - 商品・サービスの売り方を変える
商品やサービスのキャッチコピーや訴求の仕方を変えます。 - メルマガを活用する
ホームページは受動的なツールで、アクセスしてもらう必要があります。そこで、来店してくれたお客様に会員登録してもらいメルマガを送り、能動的に情報発信します。
【参考記事】 上記以外にも、ホームページのデザインを見直すことで集客力が向上します。
別記事にまとめておりますので、ご覧ください。
⇒ 集客できるホームページの制作の秘訣
まとめ
本記事では、ホームページを自分で作成する方法をご紹介しました。 当ブログでは、ホームページの作成・集客に関する情報を別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ホームページの作成料金!相場・流れ・費用の抑え方などの基礎知識
・ 集客できるホームページの制作の秘訣!デザインとメニューの配置方法
・ ホームページの集客のコツ!知名度のない会社が他社に抜き出る方法
・ 飲食店のホームページの作り方!初心者でも無料で作れる方法
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