ハンドメイド作家として開業するときに、どのような準備が必要でしょうか。
ハンドメイドで開業をするには、ビジネスとしてのルールやマナーを学び、実践していく必要があります。たとえば、個人事業主として開業する場合には、開業届などを提出する必要があります。
そこで、ハンドメイドショップを開業する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、ハンドメイド作家の開業する前に知っておきたい14の知識をご紹介します。
【参考文献】 ・ ハンドメイドで夢をかなえる 本気で売るために実践すること
2016/11/2 田中 正志 (著)
ハンドメイドで開業する手続き
ハンドメイド作家として、開業するにあたり、必要なアイテムを表にまとめました。
それぞれのアイテムの揃え方や、開業に向けた手続きや手順をご紹介します。
- 屋号や作家名を決める
- 開業届を出す
- 販売方法を検討する(ハンドメイドマーケット、ネットショップ、イベントなど)
- 資金計画を考える
- お仕事専用の口座を用意する
- 領収書、納品書、請求書を用意する
- 領収書・レシートの保管する
- 確定申告の準備をする
- ブログ・ホームページを用意する
- お客様とのコミュニケーションの仕方を考える
- 顧客台帳を用意する
- ショップカードを作る
- メールマガジンを用意する
- 材料を仕入れる
それぞれを詳細に説明します。
1 屋号や作家名、名前の決め方
ハンドメイドを始めるときに、自営業として、屋号や作家名、名前はどう付けたらいいのでしょうか。ショップの名前の付け方には、次の3つのポイントがあります。
- 呼びやすく、覚えやすい名前 (口コミで広まりやすいものが望ましい)
- 聞き取りやすい名前 (領収書をもらうときに、聞き取りにくいと面倒です)
- 他の名前とかぶらない名前に
発音がわからず、覚えられない名前では、なかなか親しみを感じられません。また、業種ごとに人気の言葉は重なるため、他の名前とかぶらないように意識します。
2 開業届の出し方
ハンドメイド作品を自営業、個人事業主として販売するには、税務署に個人事業の開業届を出す必要があります。用紙などは、国税庁のホームページからダウンロードできます。
開業届けを出すタイミングは、上記、国税庁のホームページに「事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください」と掲載されており、開業して1月以内に提出したいところです。
書き方のポイントを図にまとめました。
◆ 書き方の主なポイント(上の図をご覧ください)
- 提出先の税務署を記入します(提出・郵送先の税務署は、国税庁のHPで調べられます)
- 自宅兼事務所の場合は、住所地にチェックを入れ、自宅の住所を記入します
- 個人番号には、マイナンバーを記入します
- 職業には職種を記入します
- 届け出の区分には、開業を〇で囲みます。
開業届を書いたら、税務署へ持参あるいは郵送します。開業届の提出は数分で終わります。そして、提出をすることで、翌年の確定申告の時期に税務署から書類が一式送られてきます。
なお、開業に必要な書類を、無料で作れるサービスがあります。
会計ソフトのfreeeが提供する開業支援サービスです。無料で利用でき、個人事業主の開業に必要な書類を一式作れます。
3 販売方法に関する知識
開業するにあたり、自分の作品をどのような方法で販売するのかを決める必要があります。ハンドメイド作品を販売する方法は、5つあります。
それぞれの詳細をご紹介します。
3.1 マーケットプレイス
ハンドメイドの販売サイトで、作品を出品します。ハンドメイドに特化したサイトで、作家活動を支援するようなイベントやセミナーなどが多数開催されています。
◆ minne
GMOぺパポが運営するハンドメイドマーケットです。アクセサリーやファッション、家具・生活雑貨などが販売されています。900万点以上の作品が販売されています。
自分のプロフィールを登録して、制作風景やお気に入りの作品の写真を掲載できます。
また、作品の写真をアップロードし、作品を販売できます。
<基本情報>
- 月額費用:0円
- 販売手数料:10.56%
◆ クリーマ
株式会社クリーマが運営するハンドメイドマーケットです。アクセサリーやジュエリー、ファッション、バッグなどの作品が販売されています。月間100万人のユーザーが訪問しています。
作品の写真を掲載し、作品の紹介文や価格を登録することで、商品を販売できます。
<基本情報>
- 月額費用:0円
- 販売手数料:11%
【参考記事】 ・ ハンドメイド販売サイト9選の比較・ランキング!手数料や口コミ
3.2 ネットショップ
ハンドメイド作品を販売するネットショップを作ります。独自にネットショップを作るため、自前で集客する必要があります。ただし、手数料が安く、お客様の囲い込みもできます。
◆ BASE
無料で使えるネットショップ作成ツールです。200万ショップ以上の利用者がいます。テンプレートが用意されており、自分の好みのデザインでショップを作れます。
また、動画で商品を紹介する機能や、スライドショーで商品を紹介できます。
決済手段が豊富で、クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、後払いなどにも対応しています。とくに、クレジットカード決済を審査することなく使えるのが優れています。
また、予約販売やメルマガ、クーポンなど販促する機能も充実しています。
また、インスタグラムと連携できるなど、SNSから集客するのも得意です。
<基本情報>
- 月額費用: スタンダードプラン 月額無料、グロースプラン 月額5,980円
- 販売手数料: スタンダードプラン 決済手数料 3.6%~+40円+サービス利用料3%。グロースプラン 決済手数料2.9%~となります。
【参考記事】 ・ BASEの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を解説!
◆ STORES
無料で作れるネットショップ作成ツールです。テンプレートも多く、簡単にネットショップを作れます。ハンドメイド作家のショップも多いです。
また、予約販売や再入荷の通知、FAQの作成、ギフトラッピングの受付、メルマガ、クーポンなどの機能が無料で使えます。
BASEと同様に、インスタグラムと連携する機能があり、インスタから集客できます。
<基本情報>
- 月額費用: 0円
- 販売手数料: 5%
【参考記事】 ・ STORESの使い方と評判!便利な点と不便な点を徹底解説
・ 無料でネットショップを作る!おすすめのサービス12選
◆ MARCHEL(2024年1月25日にサービスが終了しました。)
無料で作れるネットショップです。バッグや小物、生活雑貨、陶器や食器、アートや写真、モバイルグッズ、文房具、アクセサリー、ファッション、ニット、ぬいぐるみ、アロマ・キャンドルなどを販売できます。
ネットショップだけでなく、ブログも開設でき、作家の人柄や想い、制作過程を伝えられます。
<基本情報>
- 月額費用: 0円
- 販売手数料: 5.5% (月額524円の有料プランの場合、3.85%)
マルシェル (2024年1月25日にサービスが終了しました。)
国内のハンドメイド販売サイトの特徴をまとめています。ご興味がございましたら、ご覧ください。
ハンドメイド販売サイトの比較表 (無料でダウンロードできます)
なお、ネットショップを作るときに、自分の住所や電話番号を公開したくない方は、住所貸しサービスを利用するのも一つです。
【参考記事】 ・ ネットショップの住所貸しサービス6選の比較(料金表付き)
3.3 ネットオークション
ネットオークションでハンドメイド作品を販売します。ユーザー数が多く、取り扱われるジャンルも多種多様です。ただし、オークションのため、想定より安い金額で売れてしまう場合もあります。
◆ ヤフオク
Yahoo! JAPANが提供するオークションサイトです。ユーザー数が1,600万人もいるため、取引されるジャンルも多いです。ファッションやアクセサリーなども出品できます。
<基本情報>
- 月額費用:0円
- 出品手数料:10%(非プレミアム会員の場合)
【参考記事】 ・ ヤフオクの3つのメリットと2つのデメリット
3.4 イベント
ハンドメイド作品に特化したイベントに出展します。お客様と直接、商品やお金のやり取りをするため、お客様の反応を直に確認できます
◆ ハンドメイドジャパンフェス
クリーマが運営するハンドメイド販売イベントです。東京ビッグサイトで開催され、出展クリエイター数は3000組います。
【参考記事】 ・ ハンドメイド初心者の販売方法!おすすめの12のWebサイト・イベント・店舗
3.5 委託販売
雑貨店やレンタルスペースなどで、作品を売ってもらいます。自分で直接、接客せずに販売できるばかりか、委託先が有名なお店であれば、知名度も上がります。
一方で、お客様の反応を確認できなかったり、委託先に販売手数料を払う必要があります。
◆ 販売の方法
- 雑貨店などに販売を委託する
- レンタルスペースなどに販売を委託する
委託販売の場合には、委託先のお店のテイストや方針に合わせて作品を作る必要があります。また、納品予定日までに、商品を用意し、発送します。
【参考記事】 ・ 納品書の書き方と見本!初心者でも、すぐに使えるテンプレート付き
4 資金計画
ハンドメイド作家として開業するにあたり、資金計画を検討する必要があります。おおよその費用を表にまとめました。
◆ 初期費用の見積もり例
素材費・道具代 | アクセサリー作り | 2,000円〜5,000円 |
刺繍 | 1,500円〜3,000円 | |
レジンクラフト | 5,000円〜10,000円 | |
デコパージュ | 2,000円〜4,000円 | |
販売にかかる費用 | マーケットプレイス出店料 | 0円~1,000円(毎月) |
通販サイトの手数料 | 売上の10〜20% | |
配送費用 | 1件あたり | 200円〜1,000円 |
簡易包装材 | 2,000円〜5,000円 |
なお、中小企業基盤整備機構のホームページにて、開業に向けたマニュアルが用意されており、参考になります。
◆ マニュアルの目次
開業の手続きや開業届けの出し方、開業資金や経理の手続き、販売計画や資金計画、支援制度やセミナーなどの情報を学べます。
5 お仕事専用の口座に関する知識
インターネットで商品を販売する場合は、売上をわかりやすく管理するために、お仕事専用の口座を作ることをおすすめします。
よく、プライベートと仕事を混同して管理する場合がありますが、入金や支払いがどちらか判断がつかず大変な手間になることがあります。
そこで、事前にお仕事専用の口座を用意し、ハンドメイドで得たお金を入金、振込をし、そして材料費などを、その口座から支払うことで、経理の作業が簡単になります。
仕事用の銀行口座を開設するときには、個人事業主向けの口座がおすすめです。
- GMOあおぞらネット銀行(屋号付きの銀行口座を作れます)
- PayPay銀行 (PayPayの売上金を受け取れます)
- 住信SBIネット銀行 (最短即日で、銀行口座を作れます)
なお、別記事で銀行口座の選び方をまとめています。ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ 個人事業主・フリーランスにおすすめの銀行口座6選!
6 領収書、納品書、請求書に関する知識
イベントなどに参加してお客様からお金を頂いた後に、ご要望があった場合には、領収書を渡します。発行人のところには、予め、名前と住所などを記入しておきましょう。毎回手書きをするのも面倒ですのでゴム印などを用意することで、かんたんに作ることができます。
そして、宛名と詳細(何の代金なのか)はお客様に伺って記入をします。また、ネットで販売する場合や、委託販売を行う場合には納品書を同封します。納品書や請求書などは、書店や100円ショップで手に入れることができます。
なお、領収書のサンプルを作りましたので、必要に応じて、ご利用ください。
領収書の見本をダウンロードする (Excelで作ってます)
また、領収書や請求書、納品書の書き方やテンプレートは別記事でまとめています。興味がございましたらご覧ください。
【参考記事】 ・ 領収書の書き方と見本をご紹介!知らないと恥ずかしい7つの知識
・ 請求書の書き方(個人事業主向けの見本・テンプレートつき)
・ 納品書の書き方と見本!初心者でも、すぐに使えるテンプレート付き
さらに、ハンドメイド作家向けに、現金出納帳や売上管理表、仕入帳などのテンプレートや見本をまとめています。無料でダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家の帳簿の付け方!見本やテンプレート、無料アプリ
7 領収書・レシートの保管方法
作品を作り販売をするためには、材料費などの経費がかかります。またイベントに参加すれば参加費、交通費が発生します。材料や什器をかったり、イベントの出店料を支払ったりするときに領収書をもらう習慣を付けます。
そして、領収書は茶封筒にいれて、わかりやすく保管します。ノートなどに貼り付ける方法もありますが、茶封筒に領収書を入れるだけであれば手間もかかりません。
そして、ひと月ごとに茶封筒の表紙に「202〇年4月」と記入をすれば、その月分の領収書を保管・管理できます。
8 確定申告
毎月の所得が3万円を超えたら確定申告を検討する必要があります。確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの活動に対する税務申告です。
確定申告には、白色申告と青色申告があります。「青色申告は難しくてやりきれない」と敬遠されがちですが、メリットもあり、65万円もの控除が認められており、節税できます。
青色申告、白色申告ともに便利なソフト・アプリがあり、無料で使えるソフトもあります。
◆ 確定申告向けのソフト
- freee (月980円~)
- MFクラウド確定申告 (月800円~)
- やよいの白色申告オンライン (無料~)
各ソフトの機能や料金プランの違いは、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 白色申告のソフトを比較!おすすめのソフト3選を徹底解説
また、ハンドメイド作家向けに売上の管理ができるアプリもあります。別記事でその特徴を紹介しているので、ご覧ください
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家向け!売上管理アプリおすすめ5選(無料あり)
なお、青色申告をしたい場合には、税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。期限をすぎると、その年は白色申告となります。
(青色申告承認申請書を含めた)確定申告の書類の入手方法、提出先、期限などの情報や、確定申告の仕方は、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家の確定申告の条件と申告方法!6つのステップで申告
・ 個人事業主の開業届の入手方法、提出先、期限
9 ブログ・ホームページに関する知識
ハンドメイドの作品を販売するにあたり、自分のファンを集めることは大切です。そこで、ブログやホームページを通じて作家として自己アピールをし、お客様を集めます。
自分が作品を作るきっかけや想い、イベントのレポートや新作の情報などをブログに掲載することで、作家としての活動を情報発信できます。また、作品のコンセプトや想いなどを伝えることができ、それに共感してくれる方を手軽に集めることができます。
また、ホームページには、作り手の紹介や問合せ先などの基本情報を書くことで、店舗案内のようなものになります。できれば、次のような情報を掲載したいです。
- 作家の紹介
- 作品の紹介
- イベント情報
- ショップ情報(購入できる場所)
- 連絡先
制作の想いや作品のテーマを書くことで、お客様の理解や共感が得やすくなります。また、経歴やイベントの開催歴を載せることでお客様に安心感を与えることができます。
ブログやホームページは無料で作れます。使い方は別記事でまとめています。興味がございましたらご覧ください。
【参考記事】 ・ 集客できるホームページ制作!人気のツール3選とその理由
・ 無料ブログと有料ブログの選び方!11社のブログサービスを比較
・ ホームページの作成料金!相場と作成費用の内訳
10 お客様とのコミュニケーションに関する知識
お客様が増えてきましたら、ファン・リピーターを増やしていくことが大切になります。リピーターの方が増えていくことで、お店への信頼度が増し、成長していくことができます。
そのためには、お客様に特別感を演出する必要があります。
リピーターのお客様にハガキを送り、イベントの案内などを送付したり、キャンペーンを行ったりして、お客様の心を掴むようにしましょう。
次のような内容を、メールや手紙などで送ってみましょう。
- 新作の先行案内
- プレゼント企画
- イベントのお知らせ
なお、メールやダイレクトメールを送るときには文例集が参考になります。別記事でまとめていますので、興味がございましたらご覧ください。
【参考記事】 ・ メルマガを初心者が始める9つの手順!テーマ決め、送り方、読者の集め方
・ ダイレクトメール(DM)のデザインのコツ、料金、見本、テンプレートを紹介
11 ショップカード
ハンドメイド作家として、覚えてもらうために、ショップカードを作ると便利です。
イベントで配布するのも一つですし、ネットショップで販売するときも、商品を郵送するときに同封すると、忘れずにいてもらえます。
なお、ショップカードを作るときには、テンプレートを使うと簡単です。
◆ ラクスルのショップカードの例
インターネット通販サイトのラクスルが提供するショップカードのテンプレートです。ショップカードについては、102種類のテンプレートがあります。
ラクスルのテンプレート ( 名刺 を選んでください)
好みのテンプレートを見つけたら、Web画面上で編集することで、ショップカードを作れます。
なお、ショップカードの作り方は、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家必見!ショップカード・名刺の作り方(見本付き)
12 顧客台帳に関する知識
お客様の台帳は重要です。お客様の台帳があれば、お店や商品に興味を持っているファンやリピーターに、お店への来店を誘うことができます。
とくに、イベントなどでお客様に会えるときには、興味をもってくれるファンやお客様の好みを、台帳にメモをすることで、その方々にコミュニケーションをとるときに活かせます。
次のような情報を顧客台帳に記入しておきましょう。
- お名前
- 住所
- 好み
- 家族構成
- 誕生日
- 過去に購入した商品
お客様に情報を掴むことで、お客様に喜んでもらえるような提案をすることができます。なお、ハンドメイド作家向けの帳簿や台帳を別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家の帳簿の付け方!見本やテンプレート、無料アプリ
13 メールマガジンに関する知識
ホームページやブログは集客をすることができますが、お客様に見に来てもらう必要があります。一方で、メールマガジンは、お客様にこちらから情報を送ることができるため、イベントの告知やお客様が喜ぶ情報を発信するときには便利なツールとなります。
お客様のリピート率を高めるためには、お客様に忘れられないことが大切で、その点、メールマガジンで定期的に情報を発信することで、愛着感をもってもらえます。
ただし、結果を急ぐあまり、押し売りのようなメールマガジンはふさわしくありません。あくまでもお客様との接点をたもつことをメインに考えることをおすすめします。
メルマガの始め方や書き方は別記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ メルマガ配信の始め方 無理せずコツコツ続ける方法を大公開
14 仕入れに関する知識
作品作りにかかわる材料を仕入れたら、仕入帳などに、仕入れた日時、商品名、数量、金額などを記入しておきましょう。
それぞれの材料は、いまどれくらい残っているのか、どのくらいの頻度で使いきるのかなどを管理することで、よく使う材料を切らさずに仕入れるができます。
また、仕入れた商品を定期的にチェックをして、使わないものは捨てるなど見直しをしましょう。なお、インターネットで格安で仕入れる方法を別記事でまとめています。ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ 仕入れサイトの比較! 国内を代表する11サイトをご紹介
まとめ
本記事は、ハンドメイド作家の開業する前に必要な知識をご紹介しました。おさらいをすると、次の手順が必要です。
- 屋号や作家名を決める
- 開業届を出す
- 販売方法を検討する(ハンドメイドマーケット、ネットショップ、イベントなど)
- 資金計画を考える
- お仕事専用の口座を用意する
- 領収書、納品書、請求書を用意する
- 領収書・レシートの保管する
- 確定申告の準備をする
- ブログ・ホームページを用意する
- お客様とのコミュニケーションの仕方を考える
- 顧客台帳を用意する
- ショップカードを作る
- メールマガジンを用意する
- 材料を仕入れる
なお、開業までには様々な準備が必要で、細かい作業を忘れてしまいがちです。この記事を復習しながら、開業を目指してください。
ハンドメイド作家の開業や運営に役立つ情報を別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ハンドメイド作家必見!ショップカードの作り方
・ ハンドメイド作品を販売する5つのコツ!人気作家が守る5つの秘訣
・ ハンドメイド初心者の販売方法!12のWebサイト・イベント・店舗
・ ハンドメイドサイトの作り方!作品を売るための3つのルール
・ ハンドメイド作家の確定申告の条件と申告方法!6つのステップで申告
・ ハンドメイド販売サイトの比較
・ ハンドメイド作品の販売方法!知らないと損をする5つの売り方
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Writer/編集者: 松田康