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グラフィックデザイナーの営業方法!仕事の取り方、売り込み、営業ツール


グラフィックデザイナーが営業するには、どのような方法があるのでしょうか。

会社に売り込みをしたり、マッチングサイトを利用したり、WebサイトやSNSで情報を発信する方法があります。さらに、ポートフォリオや名刺などの営業ツールも準備したいところです。

そこで、グラフィックデザイナーが営業をする前に知っておきたいポイントをまとめました。

本記事は、グラフィックデザイナーの仕事の取り方や、営業する方法をご紹介します。

 

グラフィックデザイナーの営業方法

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グラフィックデザイナーが営業をするには、4つの方法があります。

  1.  売り込みをする
  2.  クラウドソーシングを利用する
  3.  営業ツールを駆使する
  4.  エージェントを利用する

それぞれを詳細にご紹介します。

本コンテンツは500mailsが独自に制作しています。事業主側からサービスの取材依頼や広告を出稿(PR)いただくこともありますが、コンテンツ内容の決定に一切関与していません。

 

1. 売り込み

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自分が仕事をしてみたい会社のホームページなどを見て、電話メールで売り込みをします。とくに、求人をしている会社は人手不足の可能性が高いので、積極的にアプローチしてみます。

メールをするときには、次のような内容でアプローチをしてみます。

株式会社〇〇 ご担当者様

突然のメールを失礼します。個人事業主として〇〇をしております〇〇と申します。
貴社のホームページを拝見し、ぜひお取引をさせて頂きたくご連絡しました。

私は主に〇〇や〇〇などの活動をしており、
(自己アピールを書きます。)

これまでの実績としては

実績 〇〇
    実績の詳細がわかるURL
実績 〇〇
    実績の詳細がわかるURL
実績 〇〇
    実績の詳細がわかるURL

ご興味がございましたら、当メールにご返信頂ければ幸いです。
何卒ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。

〇〇

なお、営業をした結果、仕事を依頼される場合には、次の4点は確認します。

  •  料金
  •  納期
  •  知的財産権
  •  修正回数

デザインの料金を決めるのは難しいですが、日本グラフィックデザイナー協会の相場などを参考に決めていきます。また、料金に対する理由説明を準備することも重要です。

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【出典】 JAGDA

 

2. クラウドソーシング

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いきなり大きな仕事を取りに行くのではなく、単価は安くても、自由度が高く、アピールしやすい
仕事を取りに行くのも一つです。

クラウドソーシングは、インターネット上でやり取りができるため、手軽に始められます。クラウドソーシングで受注できる仕事をリストアップしました。

  1.  ロゴのデザイン・ブランディングデザイン
  2.  ウェブデザイン
  3.  パッケージデザイン
  4.  イラストレーション
  5.  アプリケーションデザイン
  6.  パンフレット・チラシのデザイン
  7.  DM、ポスター、看板、POPのデザイン

グラフィックデザイナー向けの案件が多いクラウドソーシングは2つあります。

それぞれの相場としては、次のような価格となっています。

◆ ランサーズの場合(例 チラシ作成 62,500円~106,500円)

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ランサーズの相場を見る

◆ ココナラの場合 (例 チラシ作成 8,000円~30,000円)

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ココナラの相場を見る

【参考記事】 ・ クラウドワークスとランサーズを比較!どっちがおすすめか
       ・ ココナラの使い勝手を評価!手数料や使い方、評判

 

3. 営業ツール

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グラフィックデザイナーとして活動をするにあたって、色々な方法で、営業をしてお客様に覚えてもらいたいところです。そこで、様々な営業ツールを準備します。

  1.  ポートフォリオ
  2.  名刺
  3.  ウェブサイト
  4.  ポストカード

それぞれを詳細にご紹介します。

 

3.1 ポートフォリオ

ポートフォリオは、自分の作品をまとめたファイルです。色々なジャンルの作品を用意しておき、相手の興味にあわせて入れ替えます。

ポイントは3点あります。

  •  名前や生年月日、学歴、職歴などのプロフィールを明記します。
  •  クライアントに渡せるように、紙の資料や作品ファイルを用意します。
  •  自分の得意分野が分かるようにします。

【参考記事】 ・  無料でポートフォリオサイトを作る!おすすめのツール8選(機能比較)

 

3.2 名刺

グラフィックデザイナーとして営業をするときに、名刺を準備しておきたいところです。名刺には次のような項目を入れます。

  •  名前
  •  連絡先(メールアドレス、電話番号、SNSアカウント)
  •  ポートフォリオURL
  •  スキルや得意分野
  •  提供しているサービス内容(例 ロゴデザイン、ウェブデザイン、パッケージデザイン)
  •  経歴や実績
  •  ロゴやアイコン(相手が自分の名刺を視覚的に覚えやすくします)

なお、ネット上でも様々な名刺があるので、参考にしてみます。

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【出典】 Zazzle (グラフィック デザイナー名刺で検索をします)

 

3.3 ウェブサイト

自分の作品実績、どういう仕事をしているのかを伝えます。SNSで情報を発信すると効果的です。なお、ポートフォリオサイトを作るときには、次のようなツールが便利です。

◆ portfoliobox

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100万人以上の方が利用しているポートフォリオ作成ツールです。ギャラリーに自分の作品を掲載したり、履歴書に自分の実績を掲載できます。

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【参考記事】 ・ Portfolioboxの使い方と評判!メリット・デメリットを解説

◆ Strikingly

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簡単にポートフォリオを作れるツールです。無料でも無制限にページを作れます。

Strikingly

【参考記事】 ・ Strikinglyの使い勝手と評判!使い方やテンプレート、料金を徹底解説

◆ Jimdo(ジンドゥー)

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簡単にポートフォリオサイトを作れます。自動SEOツールを使うことで、初心者でも上位表示しやすくなります。

Jimdo

【参考記事】 ・ Jimdoの11のメリットと4つのデメリット!使い方やホームページの作り方

◆ Wix

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世界中で1億人の利用者がいる人気のツールです。デザインの編集が柔軟にでき、個性のあるページを作れます。

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【参考記事】・ Wixのメリットとデメリット!使い方、デザイン、料金、セキュリティの注意点

 

3.4 ポストカード

これまでに会ってきた方に、自作のイラストや写真などを使ったポストカードを送ります。ほかにも、年賀状や暑中見舞いを送る案もあります。

忘れらないようにコンタクトすることで、きっかけづくりとなり、仕事を発注してもらえる可能性がでてきます。なお、年賀状や暑中見舞いを作るときの文例は別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 年賀状の文例 ~ビジネスで使える5つの文例~

 

4. エージェント

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内閣官房のフリーランス実態調査によると、トラブルとして、支払いの遅延を挙げている方が28.8%います。

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【出典】 内閣官房 フリーランス実態調査結果 P19

こうした問題を回避するために、グラフィックデザイナー向けのマッチングサイトエージェントを利用するのも一案です。

正社員並みの福利厚生が得られるエージェントや、高収入を得やすいエージェント、週2日から始められる案件が多いエージェントや、リモートワークの案件が多いエージェントなどがあります。

エージェント 案件数 特徴
レバテッククリエイター 11件 クリエイターに特化した案件を紹介。
クラウドテック 30件 翌月15日に支払い。福利厚生が充実。リモートワークが多い。
ITプロパートナーズ 658件 契約交渉をサポート。週2日から働ける案件が多い。
Midworks 47件 給与保障制度がある。

◆ レバテッククリエイターの仕事の例(2023年11月20日時点)

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レバテッククリエイター

◆ クラウドテックの仕事の例

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クラウドテック

◆ ITプロパートナーズの仕事の例

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ITプロパートナーズ

◆ Midworks

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Midworks

【参考記事】 ・ レバテッククリエイターの評判!良い点・悪い点、未経験、在宅可の案件
       ・ クラウドテックの使い勝手と評判!マージン、手数料、福利厚生
       ・ ITプロパートナーズの評判や口コミ!メリット・デメリット・特徴
       ・ Midworksの使い勝手と評判!副業、未経験、リモート案件や支払サイトを紹介

 

まとめ

本記事は、グラフィックデザイナーの仕事の取り方や、営業する方法をご紹介しました。

おさらいをすると、求める内容によって、おすすめの営業方法が異なります。

求める内容 営業の方法 おすすめのサイト
売り込みをしたい メールを送る
副業レベルの案件を獲得したい クラウドソーシングを利用する ランサーズココナラ
営業力を高めたい ポートフォリオ、名刺を用意する
情報を発信したい Webサイトを用意する Strikinglyportfoliobox
単価の高い案件を獲得したい エージェントを利用する レバテッククリエイタークラウドテック

なお、グラフィックデザイナーとして独立する方法や、起業前にチェックしたいポイントなどは別記事でまとめています。

【参考記事】・ グラフィックデザイナーで独立!フリーランスになる前に準備する12のポイント
      ・ 起業前のチェックリスト! 絶対に準備しておきたい15のこと

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Writer/編集者: 松田康


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