online-shop-to-sell-digital-contents

データ販売サイトおすすめ11選を比較!ダウンロード販売の方法を解説


デジタルデータの販売サイトを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。

イラスト写真動画などを販売できるサイトや、マンガ電子書籍を販売できるサイト。サンプルを試聴してから、BGMを販売できるサイトや、手数料が安いサイトなど、多種多様です。

そこで、デジタルデータを販売できるサイトを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。

online-shop-to-sell-digital-contents-min

本記事は、デジタルデータの販売サイト11選を比較し、その違いをご紹介します。

 

データ販売サイトおすすめ11選の比較

online-shop-to-sell-digital-contents-min

デジタルデータの販売サイトを選ぶときには、次の6つのポイントを確認したいところです。

  •  どのようなコンテンツを販売するか。(画像、電子書籍、動画、音楽、ゲーム)
  •  どのデータ形式に対応しているか。
  •  容量はどのくらいか。
  •  ダウンロードの有効期限や回数は設定できるか。
  •  月額費用手数料はいくらか。
  •  サポートはあるか。

上記のようなポイントを踏まえて、おすすめのサイトは11個あります。

  1.  BASE
  2.  STORES
  3.  note
  4.  BOOTH
  5.  SKIMA
  6.  Kindleダイレクト
  7.  カラーミーショップ
  8.  Shopify
  9.  楽天Koboライティングライフ
  10.  shutterstock
  11.  TUNECORE Japan

それぞれを詳細にご紹介します。

本コンテンツは500mailsが独自に制作しています。事業主側からサービスの取材依頼や広告を出稿(PR)いただくこともありますが、コンテンツ内容やランキングの決定に一切関与していません。

 

1. BASE

BASE-top-202404-min

無料でネットショップを作れるツールです。210万ショップ以上が利用しており、クレジットカード決済なども簡単に導入できます。BGMなどの音楽データや写真素材などの画像データ、PDFなどを販売できます。

デジタルコンテンツ販売Appという無料で使えるアプリを使うことで、音楽データや写真データなどのデジタルコンテンツを販売できます。

base-digital-sell

お客様は、デジタルデータを購入すると、購入後のメールに記載されているURLをクリックすることでダウンロードできます。

BASE

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 初期費用や月額費用が無料で、簡単にネットショップを開設できる。
    • 音楽データ画像データなどのデジタルコンテンツの販売に対応。
    • サポートがメールとチャットで提供され、初心者向けの設計。

◆ デメリット

    • 複数のデジタルコンテンツを一度に購入できない仕様があり、購入者にとって不便な場合がある。

 

◆事例

BASEでショップを作っているサイトとして、まいにち書房があります。アーティスト・井上涼さんの漫画「美術でござる」イスの面接の回のデジタルデータを販売しています。

mainichi-shobou-min

まいにち書房

◆設定方法

商品管理画面で、「商品を登録」ボタンを押し「デジタルコンテンツ」を選びます。

base-digital-contents-start-min

商品名商品画像、商品の説明文を入力します。

base-degital-contents-start2-min

価格在庫数を登録します。

base-degital-contents-start3-min

表示・公開をチェックし、デジタルコンテンツをアップロードします。

base-degital-contents-start4-min

なお、複数のデジタルコンテンツを一度に購入することはできないので、注意が必要です。また、データをダウンロードするときには、スマホタブレットでのダウンロードは、エラーが生じる場合があります。

【出典】 ・ BASE デジタルコンテンツ販売APP

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 音楽データ、写真素材などの画像データ、PDFなどの書類データ
  •  データ容量: 1KB以上1GB以内のファイル
  •  ファイル形式: jpg、png、zip、mp3、PDF、AVIファイル
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 3回まで
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 6.6%~+40円 (*1)
  •  サポート:メール、チャット

BASE

【参考記事】・ BASEの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を解説!

*1: 料金プランは2つあります。スタンダードプラン 年払い 0円/月 月払い 0円/月 決済手数料 3.6%+40円 グロースプラン 年払い 16,580円/月 月払い 19,980円/月 決済手数料 2.9%となります。

 

2. STORES

stores-min

BASEと同様に、無料でネットショップを作れるサービスです。音楽写真、講座の教材、資料、マニュアルなどの電子データをダウンロードできます。

さらに、音楽や動画の試聴や、画像のサンプルを無料でダウンロードする機能もあります。なお、お客様は、デジタルデータを購入すると、購入完了画面で、ダウンロードできます。

STORES

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 無料プランがあり、低コストで始められる。
    • 試聴サンプルダウンロード機能がある。
    • ダウンロード回数や期限に制限がなく、柔軟な販売が可能。

◆ デメリット

    • 無料プランでは手数料がやや高め(5.5%)
    • プレミアムプランのコストがかかる。(月額2,980円)

 

◆設定方法

管理画面から、機能追加を選び、ダウンロード販売をONにします。

stores-degital-min

アイテムの追加で「デジタル」を選びます。

stores-degital-2-min

アイテム画像アイテム名価格を入力し、ファイルをアップロードします。

stores-degital-3-min

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 音楽データ、写真などの画像データ、PDF
  •  データ容量: 1GB以内のファイル
  •  ファイル形式: jpg、png、gif、pdf、css、html、plain、richtext、basic、mp3、x-aiff、x-midi、wav、mpeg、quicktime、x-msvideo、x-ms-wmv、x-ms-asf、x-sgi-movie、zip、x-zip、epub
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用:無料(フリープラン)、月額2,980円(プレミアムプラン)
  •  販売手数料: 5.5% プレミアムプラン 3.6%
  •  サポート:メール

STORES

【参考記事】 ・STORES.jpの使い方と評判!便利な点と不便な点を徹底解説

 

3. note

note-top-min

クリエイターが文章画像、音声、動画を投稿して、コンテンツを販売できるサービスです。記事を作成し、有料のエリアを設定することができます。

マンガや技術書のPDFファイル、プレゼンテーション用のテンプレートファイル、Excel、Word、SketchファイルやPhotoshopのブラシなどのデザインデータが売買されています。

note

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 簡単に文章や画像、音声、動画などのコンテンツを投稿し、有料で販売できる。
    • 読者と直接つながるSNS的な要素があり、ファンを築きやすい。
    • 低コストでコンテンツ販売を始められる。

◆ デメリット

    • 手数料が高め(有料記事10%、定期購読マガジン20%)。
    • カスタマイズ性が限られており、商品ラインナップの幅が狭い。

 

◆ 事例

有料記事ベストセラー記事などが表示されており、これらのコンテンツを購入することでクリエイターが収益を得られる仕組みがあります。また、マガジンという形式で複数のコンテンツをまとめて販売できます。

note-digital-data-case-study-min

Noteは記事を有料にして販売しています。

◆設定方法

投稿で「テキスト、画像、音声、動画」を選びます。

note-register-min

記事の場合には、「公開設定」をクリックします。

note-register-text-min

無料有料を選び、価格や購入者からの返金申請の可否を決めます。

note-ristriction-min

なお、画像データを投稿するときは、「投稿できる画像をドラッグ&ドロップ」で追加できます。

note-register-photo-min

値段の設定方法は、テキストの場合と同じです。

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 記事、画像、音声、動画
  •  データ容量: (画像)1ファイル10MB以内のファイル(音声)1ファイル最大100MB
  •  ファイル形式: jpg、jpeg、gif、png、psd、ai、lip、pdf、mp3、m4a、wav、aiff、flac、epub、mp4、mov、avi、zip、rar
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用:無料
  •  プラットフォーム利用料: 10%(有料記事、有料マガジン) 20%(定期購読マガジン)
  •  決済手数料: クレジットカード決済 5% 携帯キャリア決済 15%
  •  サポート:メール

note

*1: note ファイルをアップロードできるようになりました

 

4. BOOTH 

booth

漫画イラスト小説、音楽、音声作品、ゲーム、素材データなどを販売できます。

音楽データはダウンロード商品で約20,000件、漫画は約12,000件、イラストは約9,600件あります。小説や書籍では、15,000件近いダウンロード商品があります。

BOOTH

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 同人作品デジタルコンテンツの販売に特化している。
    • 「あんしんBOOTHパック」による発送代行や倉庫サービスがある。

◆ デメリット

    • 手数料が5.6%+22円と、他のプラットフォームに比べて若干高め。
    • 特定ジャンル(同人、クリエイティブ作品)に強く、一般向けではない。

 

◆ 事例

BOOTHは、ゲーム音楽、イラスト、3Dデータなどの商品を販売しています。デジタルデータの取引では、ダウンロード機能や支払いの仕組みが用意されています。

Boothでは、商用フリーのBGMを販売している方が55,545件あります。(2024年9月24日時点)

booth-digital-data-case-studies-music-min

また、イラストやフレーム素材、音楽ファイルなどを販売している方も、114,036件あります。

booth-digital-data-case-studies-min

◆ 設定方法

商品登録画面で、「ダウンロード商品を登録」を選びます。

booth-start-min

年齢制限商品説明文を登録します。

booth-start-downloadfile-min

ファイルをアップロードします。アップロードできる1ファイルは1GBまでです。

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 音楽データ、漫画、イラスト、小説・書籍
  •  データ容量: 1ファイルは1GB以下
  •  ファイル形式: jpg、jpeg、gif、png、psd、ai、lip、pdf、mp3、m4a、wav、avi、aiff,、flac、epub、mp4、mov、zip、rar
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし(*1)
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 5.6%+22円
  •  サポート:メール、チャット

BOOTH

*1:Booth ダウンロード商品の再ダウンロードはできますか

【参考記事】 ・ Booth(ブース)の評判や口コミ!メリット・デメリット

 

5. SKIMA

skima-top-min (1)

SKIMAは、クリエイター依頼者がコミュニケーションを取りながら、イラストデザインなどのクリエイティブな作品を販売できるプラットフォームです。

イラストやデザイン、キャラ販売文章など、さまざまなジャンルの作品を販売できます。

skima-search-min

SKIMA

メリット・デメリット

◆ メリット

    • イラストやデザイン、文章などのオーダーメイドコンテンツ販売に強みがある。
    • リクエスト機能を使ってユーザーがクリエイターにオーダーできる。

◆ デメリット

    • 手数料が16%~22%と高く、利益率が低くなる可能性がある。
    • クリエイター向けのプラットフォームであるため、一般の商品には向いていない

 

◆ 事例

SKIMAは、ユーザーがクリエイターに対してリクエストを送ることができ、オリジナルのデジタルデータを作成してもらえます。

skima-payment-min

また、Vtuber用の高品質な立ち絵や、TRPG向けのキャラクター立ち絵など、細かい要望に応える出品が見られます。

◆ 設定の仕方

ユーザー登録後、自分の作品を出品できます。出品時には、キャラ販売を選びます。

skima-selling-min

次に、商品のタイトル商品内容を登録します。

skima-selling2-min

さらに、商品の金額を登録します。販売手数料は自動計算され、受取金額が表示されます。

skima-selling3-min

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 画像ファイル
  •  データ容量: 16 MB以下
  •  ファイル形式: jpg, jpeg, png, gif
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用: なし
  •  販売手数料: 16%~22%
  •  サポート:メール

SKIMA

【参考記事】 ・ SKIMAの使い勝手と評判!使い方や手数料、支払い方法を紹介!

 

6. Kindleダイレクト

kindle-min

Amazon電子書籍を無料で出版できるサービスです。アメリカやカナダ、イギリス、ドイツ、インド、フランスなど、世界中に書籍を販売することができます。

電子書籍や有料のマンガを販売する方法もありますし、無料マンガをAmazonに投稿して、読者に読んでもらう方法もあります。

Kindleダイレクト

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 世界中に電子書籍を簡単に出版できる。
    • ロイヤリティ率が高く、収益性が良い(70%まで)。
    • 無料で始められる。

◆ デメリット

    • 電子書籍に特化しており、他のデジタルコンテンツ販売には適していない。
    • 価格設定やフォーマットに関して規制がある。

 

◆設定方法

管理画面で、「電子書籍または有料マンガ」あるいは「無料マンガ」を選びます。

kdp-start-min

本のタイトル、タイトルのふりがなを入力します。

kdp-start2-min

レーベル、シリーズ情報を登録します。

kdp-start3-min

著者を入力します。

kdp-start4-min

カテゴリー成人向けコンテンツか否かに回答します。

kdp-start5-min

原稿本表紙を登録します。

kdp-start6-min

出版の地域ロイヤルティープランを選び、小売価格を設定します。

kdp-start7-min

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 電子書籍、マンガ
  •  データ容量: 650 MB 以下(*1)
  •  ファイル形式: docx、EPUB、HTML、MOBI、RTF、TXT、PDF(*2)
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし(*3)
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 30%(*4)
  •  サポート:メール

Kindleダイレクト

なお、電子書籍の販売を代行してもらいたい場合には、電子書籍の販売代行サービスを利用するのも一つです。

  • パブフル (19,800円~で電子書籍を出版できます。word、一太郎、PDFファイルから、キンドルに最適化してくれます)

*1:Kindle 電子書籍の原稿ファイルのサイズの削減
*2:Kindle サポートされている電子書籍のファイル形式
*3:JAGATホームページ
*4:Kindle はじめに

 

7. カラーミーショップ

colorme-top-202404-min

月額0円からネットショップを作れるツールです。クレジットカード決済の手数料が4%~と手数料が、やや低めに抑えられています。(*1)さらに、電話によるサポートを受けられます。

イラスト写真音楽、動画素材、3Dプリンターのデータ、ゲームやアプリ、マンガや小説、楽譜や演奏、学習法や料理のレシピなどを販売できます。

お客様がクレジットカード決済で商品を購入した場合、カート内の決済でのみ購入完了した後に、ダウンロードリンクが表示されます。

一方、銀行振込やコンビニ決済などの、カートでの決済ではない場合には、入金メールにダウンロードのURLが自動挿入される仕組みになっています。

カラーミーショップ

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 低コストでネットショップを運営できる(無料プランあり)。
    • 電話サポートがあり、困ったときに安心。
    • イラスト写真音楽、動画、ゲーム、レシピなどを販売可能。

◆ デメリット

    • 無料プランでは手数料が高め(6.6%+30円)。
    • デジタルコンテンツのダウンロード期限や回数を設定できない。

 

◆ 設定方法

デジタルコンテンツの販売サイトの作り方がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: イラスト、写真、動画素材、マンガ、小説、歌唱、演奏、楽譜、ゲーム、アプリ、レシピ
  •  データ容量: 200MB(1商品に1ファイル)
  •  ファイル形式: 全て可能
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 設定できない
  •  月額費用: フリー 0円~ レギュラー 4,950円 ラージ 9,595円
  •  決済手数料: 4%~(クレジットカード決済・後払いの場合) コンビニ払い 130円~(*1)
  •  サポート:メール、電話

カラーミーショップ

【参考記事】 ・ カラーミーショップの使い勝手と評判!テンプレート、機能、手数料

*1:フリープランの場合は、決済手数料は6.6%+30円です。それ以外は、4%です。なお、販売手数料は無料です。

 

8. Shopify

shopify-min

世界175か国で利用されているネットショップを作成ツールです。100以上のデザインテンプレートでおしゃれなストアを作れます。

shopify-template-image-min

また、Facebook、Instagram、noteなど他サービスとの連携でマルチチャネル販売もできます。デジタルコンテンツを販売するときには、次のようなアプリを利用することがおすすめです。

  • Sendowl: 期限付きリンクやライセンスキーを発行できるデジタルコンテンツ販売アプリ
  • Single Music: ミュージシャン向けの音楽販売アプリ
  • digital Downloads: メールでダウンロードリンクを受け取れるアプリ

なお、アプリは英語表記なので、英語が苦手な方にはおすすめできません。

Shopify

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 世界中で使われており、多言語対応SNS連携が豊富。
    • サードパーティ製のアプリでデジタルコンテンツの販売が強化できる

◆ デメリット

    • 月額費用が高め(33ドル~)。
    • アプリの多くが英語対応で、日本語対応が不足していることがある。

 

◆設定方法(Digtal Downloadsの場合)

digital Downloadsというアプリを選び、導入します。

shopify-digital-download-min

digital Downloads

メール添付、あるいはチェックアウト時にダウンロード先のリンクを表示するかを設定できます。

shopify-digital-content-setting-min

ダウンロードされると、ダウンロード数が表示されます。

shopify-digital-content-min

なお、日付ごとのダウンロード数などもわかります。

shopify-digital-content-order-min

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 未公開
  •  データ容量: 未公開
  •  ファイル形式: 未公開
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 回数は設定可
  •  月額費用: 33ドル~
  •  販売手数料: 3.4%~
  •  サポート:メール

Shopify

【参考記事】 ・ Shopifyの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を徹底解説!

 

9. 楽天Koboライティングライフ

rakuten-kobo-min

楽天Koboが提供する電子書籍出版サービスです。小説やマンガ、写真集などを、カナダやアメリカ、イギリス、ドイツ、インド、シンガポール、タイ、日本などに販売できます。

Kindleと違って、電子ファイルとして受け取れるファイル形式がEPUB3形式のみである点は注意が必要です。また、プレビュー機能がありません。

楽天Koboライティングライフ

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 国内外の多くの市場に電子書籍を配信できる。
    • ロイヤリティが最大70%で収益性が高い。
    • 無料で始められる。

◆ デメリット

    • EPUB3形式のみに対応しており、他のフォーマットがサポートされていない。
    • プレビュー機能がなく、購入前に書籍を確認できない。

 

◆設定方法

管理画面で、「電子書籍を始める」を選びます。

rakuten-kobo-start-min

タイトルサブタイトルを入力します。

rakuten-kobo-start2-min

説明文を入力します。

rakuten-kobo-start3-min

作品データを投稿します。

rakuten-kobo-start4-min

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 電子書籍、マンガ
  •  データ容量: 100MB以下
  •  ファイル形式: EPUB3 形式
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 45%(80円~298円まで)70%(299円~100,000円)(*1)
  •  サポート:メール

楽天Koboライティングライフ

*1:Koboライティングライフ ヘルプページ

 

10. shutterstock

shutterstock-min

写真イラスト動画世界中に販売できるサービスです。登録した画像を利用者がダウンロードするたびに、ライセンスの報酬を受け取れます。

shutterstock

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 世界的なストックフォトサイトである
    • 作品が売れるたびにライセンス報酬を受け取れる。

◆ デメリット

    • 報酬率が低く(15%~40%)、大量のコンテンツを準備する必要がある。
    • 競争が激しく、目立つための工夫が必要。

 

◆設定方法

ユーザー登録を行います

イラストをアップロードし、キーワードや説明文を登録します。

shutterstock-image-registration2-min

審査に合格をすると、販売が開始されます。

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 写真、イラスト、動画
  •  データ容量: 未公開
  •  ファイル形式: jpeg、EPS、mov、Mp4
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 未公開
  •  サポート:メール

shutterstock

 

11. TUNECORE Japan

tunecore (1) (1)

自分の曲を、185カ国以上の配信ストアに販売できるサービスです。iTune StoreApple MusicAmazon music、LINE MUSIC、Spotify、レコチョク、AWA、Tiktokなどに配信できます。

YouTube収益化サービスというサービスがあり、ファンなどが投稿したYouTube動画で自分の曲がBGMなどに利用されると、YouTubeの収益を80%還元してくれるサービスもあります。

tunecore-start-min

TUNECORE Japan

メリット・デメリット

◆ メリット

    • 音楽をiTunesやSpotify、Amazon Musicなど、世界185カ国以上に配信できる。
    • YouTubeでの収益化サービスがあり、音楽の活用幅が広がる。
    • 販売手数料がゼロで、収益のほとんどを保持できる。

◆ デメリット

    • 年間費用が発生する(シングル1,410円、アルバム4,750円)。
    • 音楽販売に特化しており、他のデジタルコンテンツ販売には適していない。

 

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 楽曲
  •  データ容量: 10分以内
  •  ファイル形式: WAV
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
  •  月額費用: シングル 1410円/年 アルバム 4750円/年
  •  販売手数料: 0% YouTube収益化サービスは20%
  •  サポート:メール

TUNECORE Japan

 

【参考】 Gumroad

gumroad-min

無料でデジタルコンテンツを販売できる海外のサービスです。

ネットショップなどを作らなくても、アイテムを登録するだけで、手軽に販売できます。また、SNSなどでシェアすることで、簡単に友人に売ることができます。

基本的に英語表記なので、英語に慣れていない方は操作に戸惑う可能性があります。

Gumroad

◆設定方法

商品の登録画面で、「商品名」「説明文」を登録します。

gumroad-start-min

ファイルをアップロードします。

gumroad-start2-min

値段を入力します。

gumroad-start3-min

なお、簡単な概要がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。

◆ 基本情報

  •  販売できるコンテンツ: 写真、イラスト、書籍、ゲーム、楽曲
  •  データ容量: 未公開
  •  ファイル形式: 未公開
  •  ダウンロードの有効期限や回数: 未公開
  •  月額費用: 無料
  •  販売手数料: 8.5%+ 30¢(*1)
  •  サポート:メール、チャット

Gumroad

*1:Gumroad の料金表

 

よくある質問と回答

デジタルデータの販売サイトに関するよくある質問と回答をご紹介します。

Q1 各サイトで、デジタルデータの容量や形式は、どうなっている?

販売サイトによって、デジタルデータの容量や対応するファイル形式は変わります。表にまとめましたので、ご覧ください。

販売サイト データ容量 対応ファイル形式 備考
BASE 1GB JPEG, PNG, MP3, PDF, AVI 音楽、画像、動画
STORES 1GB JPEG, PNG, MP3, PDF, MP4、ZIP 容量制限は緩やか
note 100MB JPEG, PNG, MP3, PDF, MP4 文章や音声
BOOTH 1GB MP3, WAV, PNG, ZIP, PDF 創作物が中心
SKIMA 16 MB JPG、JPEG、PNG、GIF イラスト中心
Kindleダイレクト 650MB EPUB, PDF 電子書籍に特化
カラーミーショップ 200MB 全て可能 容量が少ない
Shopify 未公開 未公開 未公開
楽天Koboライティングライフ 100MB EPUB 電子書籍のみ

 

Q3 どうやって販売サイトを選べばいい?

デジタルデータを販売にあたって、目的別におすすめの販売サイトを紹介します。

目的 おすすめの販売サイト 理由
コストをおさえて、始めたい BASESTORES 無料で使えるので
海外へ販売したい Shopify 多言語、他通貨に対応
イラストやデザインを販売したい BOOTHSKIMA クリエイター向けに特化している
電子書籍を販売したい Kindleダイレクト 電子書籍に特化している

 

 

 

まとめ

本記事は、デジタルデータを販売できるサイトを比較し、その違いをご紹介しました。

おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのサイトが変わります。

求める内容 おすすめのサイト
月額費用が無料でデジタルデータを販売したい BASESTORESnoteBOOTH
手数料を安く、デジタルデータを販売したい カラーミーショップ
英語でも問題なく、利用できる ShopifyGumroad
電子書籍を販売したい Kindleダイレクト楽天Koboライティングライフ
音楽を配信ストアで販売したい TUNECORE Japan

なお、イラスト写真を販売する方法や、自作のを販売する方法については、別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ イラストや絵を販売できるサイト!おすすめの17のサイトをご紹介
       ・ ストックフォトサイトの比較と選び方!写真を販売して稼ぐ方法
       ・ 自分の曲を売る方法!音楽を売る12のサイトと稼ぐ方法をご紹介

500mailsのFacebookやX(旧ツイッター)では、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください

Writer/編集者: 松田康


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です